「大反省文」 第2話(出典:密厳院発露懺悔文)
親切な友人の忠告には聞こえないふりをして悪い仲間とばかりつるみ、悪事をなすことあたかも呼吸をするかのごとくであった。 自分の利益のため...
東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。 意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。
親切な友人の忠告には聞こえないふりをして悪い仲間とばかりつるみ、悪事をなすことあたかも呼吸をするかのごとくであった。 自分の利益のため...
<まえがき> 弘法大師空海による創建から300年後の平安時代後期、真言宗総本山である高野山は源平争乱に向かう世情の中にあっ...
ブッダ「道を学ぼうとしている人に入浴サービスを提供するヤツがいたならば、そいつは必ず美男あるいは美女に生まれ変わってモテまくることだろう。 ...
ブッダ「わっはっは! そんなに心配することはないぞ! ちゃんとそうならないためのやり方も教えてやるからよく聞きなさい。 いいか?悪い...
ブッダの話は続きます。 「食べることが大好きでハードな運動に悦びを感じる人の前世は、馬だ。 暑さ寒さに強いが記憶力がイマイチな人の前...
ブッダの話は続きます。 「「悟った人」、「道を学ぼうとしている人」、そして「行うべき道」、これを私は「三つの宝」と呼ぶ。 アーナ...
ブッダ「アーナンダよ、それはだな、ひとことで言うなら前世での心がけ次第ということだ。 言い方を変えるなら、前世での...
かつてブッダがコーサラ国王の息子であるジェータ太子と著名な篤志家のスダッタ長者に寄進してもらった施設「祇園精舎」で大勢の人や...
「おい、シャーリプトラ、モッガラーナ! オマエたち、今回の件で自分たちは被害者だとか思っているとしたら大間違いだぞ! 折角の聖人...
ある日の雨上がり、仏弟子の一人であるコーカリカが村はずれを歩いていると、とある小屋から雨宿りしていた仏弟子仲間のシャーリプトラとモッガラーナ...