子どもが何かやりたいと言ったとき、大人の言うべき言葉は一つしかない。

1、
子どもが何かやりたいと言ったとき、大人の言うべき言葉は一つしかない。「やってみろ」だ。まあ失敗する。そのとき「もっとこうすりゃよかったな」と言う必要もない。「次がんばれ」だけでいい。

2、
ほんとの春はひと月だろう。ほんとの秋もひと月だろう。ふた月のために生きてもいい。

3、
謙遜するとぜんぶ真に受ける人がいるね。つまりそいつは君がなるべく小さくあってほしいと願ってる人間なんだ。

4、
自分の不満を解消するために誰かを憎みたくてしかたない人間が世界に何十億人いる。金が欲しくて、権力が欲しくて、信者が欲しくて、その何十億人をとりあっている奴らがいる。憎しみはエネルギーなのだ。魔法みたいに何にでも変換できる。

5、
人生には、絶対に勝てない戦いがある。
よけて通れないし、誰もかわりに戦ってはくれない。
正面から引き受けるしかないし、絶対に負けるわけにいかない。
しかし戦えば戦うほどわかってくる。
絶対に勝てないことが。
そんなときどうしたらいいのだろう?
◆「とても温かでとてもせつないきみの絵本」

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