4. Amazingly Agnes / Stackridge(アメイジングリィ・アグネス / スタックリッジ)

英国ならではのポップさと牧歌的魅力を兼ね備えていることからか「田舎のビートルズ」とも称されるスタックリッジが1972年にリリースしたアルバム「フレンドリネス」の中の一曲。

「彼女はルノワールが好きで/スペイン産ワインをたしなみ/子供の世話も良くするし/どんな詩も暗唱出来るんだ」と、一見( 一聴? ) 憧れの女性アグネスに向けて歌われる単純な都会的ラブソングのようですが、歌詞を追うにつれ、アグネスと「僕」の正体が何なのか怪しくなってきて、終盤では「豚小屋で嘆きながら/僕は椅子に座った/アグネス、君はこのティンブクトゥ(西アフリカ・マリ共和国の都市)きっての最高の雌牛/なんで僕はラバなんかに生まれたんだろう/牡牛じゃなくて/アグネス、僕はおかしくなりそうだよ」と、かなりサイコな展開に…。

曲調が中南米を思わせる軽快なリズムで明るい分、その奇妙な世界観が余計際立つのですが、このヘンな感じを絵で表すのは相当無謀な事だったと、描きながら思いました。

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