9. Jenny Wren / Paul McCartney(ジェニー・レン / ポール・マッカートニー)

ポール・マッカートニーが2005年に発表したアルバム「ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造」の中の一曲。

「他の沢山の女の子と同じように/ジェニー・レンは歌を歌えていた/でも…(中略)/彼女は貧しさが家庭を崩壊させるのを/目の当たりにしてきた/傷ついた戦士たちが/彼女から歌を奪ったんだ」と、現実の重苦しい状況の中で生きる女性のことが歌われます(最後はポールらしい温かな詞で締め括られますが)。

ポール自身「(ビートルズ時代に作曲した)『ブラックバード』に似ている」と語っている通り、ほとんどアコースティックギター1本で軽やかに、しかし淡々と弾き語る調子には物悲しさが漂っていて、ここから思い浮かんだのは、ジェニー・レンがモノトーンの風景の中にいる絵、そしてほんの僅かに希望が感じられる絵でした。
ちなみに彼女が絵の中で見上げているのはミソサザイという鳥で、英語名は彼女の名前「wren(レン)」です。

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