雨の妄想工房、公開。羽衣鳥がご挨拶します。

こんにちは。
オーナー雨こと斎藤雨梟です。

こちらホテル暴風雨「雨の妄想工房」では、私が工房にこもって日夜作ったり描いたりしているものをちらりとご紹介したいと思います。今日は、このへんな鳥「羽衣鳥」がしゃべります。

ホテル暴風雨は、総支配人がフクロウだったり、

ドアマンが狛犬だったり

なにかとあやしいホテルですが、こちらのスタッフたちもちょっと怪しんで遠巻きに観察しているのがこちら「雨の妄想工房」。どうぞよろしくお願いいたします。

では、羽衣鳥からのご挨拶です。

自分で描いた絵を「モーションポートレイト」というアプリ(iOS版 と、 Android版 があります) を使って動かしました。

「正面からの顔写真を動かす」アプリなのですが、目と口の位置を指定することで、人物の絵や人物でない絵にも適応可能。まばたきしたり、しゃべると声に合わせて口が動いたりして面白いです。ふつうの風景写真などでも、無理やりここが目、ここが口、と指定すれば、まばたきしたり口を開けたりというあやしい挙動をします。

とりあえず正面顏の写真(か絵)があれば、「ちょっと動く写真(絵)」を簡単に作れるので、ご興味ある方はぜひ。

上の動画は、さらにMac標準装備の動画作成アプリ「iMovie」で、リピートする設定にして、音楽と字幕をつけてみたもの。これだけするのにも大仕事でしたが、もっと尾羽がひらひら動いたり、歩いたり飛び跳ねたりするアニメーションが作れたら楽しそうです。

アニメーションを作るといえば昔は大勢のチームでの大量作業を必要としたものらしいと、ぼんやりと認識しつつ、「今はコンピューターの力を借りつつ頑張れば、一人でも作れてしまうのだからすごいなあ」などと思ったことすら今は昔、スマートフォン向けのアプリはさらなる大幅な省力化を可能にしています。

どんどん高性能化・複雑化するパソコン向けのアプリケーションとは異なり、短時間で、しかも小さな画面で指で操作することを想定しているので、単一目的に絞り込んだアプリがほとんです。どこを一番のポイントにして、どこを大胆に省略するか?がセンスの見せ所なのでしょう、スマートフォンアプリには、生物進化の驚くべき多様性に似たバリエーションがあり、調べているだけでけっこう面白いです。

絵はアナログ絵がやっぱり楽しくて一番好きではありますが、デジタル制作もやってみれば面白く、新しい魔法のような機能にはやはりわくわくします。

今度は何を作ろうかな?


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