【 魔の自己愛 】(17)再 会
【 ピ リ オ ド 】 地下室個展に案内されてから数日後、孤蝶さんと私は喫茶店で会った。名刺が机上に置かれた。なにも印刷されてないただの白...
「魔」の一字をこよなく愛する筆者が語る様々な魔の話。垣間のぞくダークサイドをお楽しみください。
【 ピ リ オ ド 】 地下室個展に案内されてから数日後、孤蝶さんと私は喫茶店で会った。名刺が机上に置かれた。なにも印刷されてないただの白...
【 ジョゼフ・コーネル 】 ジョゼフ・コーネル(1903-1972)という作家をご存知だろうか。 私は東京の広告代理店で制作部デザイナー...
【 客の種類 】 個展とは、個人の作品を展示して多くの人に見せるために開催する展覧会だ。納屋の奥の隠された出入口。地下防空壕通路に密かに並...
【 カタコンブ 】 「カタコンブ」は御存知だろうか。魔談でも取り上げたことがある。「魔のウィルス 20」(2020.7.31)で説明してい...
【 南 京 錠 】 私は再び納屋の前に立った。 南京錠を見たのはざっと3ヶ月ぶりだ。私はその古風な、どっしりした大きな南京錠になにかしら...
【 3 回 の 家 出 】 自宅と庭から一歩も外に出ようとしない引きこもり作家が家出。また極端から極端に走ったものだと思ったが…… 「ま...
【 長 良 文 芸 社 】 まず最初に思ったのは、(あの声が聞ける!)ということだった。 我ながら奇妙なことだと思う。「声に恋する」など...
【 仮 説 】 12年前、「時計草庭園」の話に戻る。 「時計草庭園」と名づけた場所から逃げるように去ってしまったものの、そこで出会った御...
【 神々の作戦 】 「サルタヒコ」は知らなくても「アメノウズメ」あるいは「アマテラスオオミカミ」といえば「聞いたことがある」という人が多い...
【 要 調 査 】 手帳の使い方は人により様々だ。仕事やスケジュール管理で毎日のように使う人は「My流儀」みたいな使用方法もきっとあるのだ...