「 魔談 」一覧

魔のカーブ(3)

魔のカーブ(3)

………………………… 「怖くはなかった」 ・文雄はそう語ったのだが、その心理状態が、じつはぼくにはいまだによく理解できない。「怖くな...

魔のカーブ(2)

魔のカーブ(2)

………………………… ・前回の話ですでにお気づきかもしれないが、スポーツカーを乗り回していた勝也は、じつは無免許だった。勝也が17歳で...

魔のカーブ(1)

魔のカーブ(1)

……………………… ・冒頭からいきなりの警告で恐縮だが、この話はマジで怖い。なので本音で「怖い話はちょっと……」という人は、今回は敬遠...

魔の歌声(4)

魔の歌声(4)

………………………… ・モーガン。記憶にある彼を勝手にそう呼んでしまうが、じつはぼくは彼の名前を聞かなかった。いまにして思えば「あれほ...

魔の歌声(3)

魔の歌声(3)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ・通常の都市生活では「3日も4日も会話しない」というのはまずないだろうと思う。「そんな生活、ありえない。絶対...

魔の歌声(2)

魔の歌声(2)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ・じつは穂高で浮石にやられたのも、足首を捻挫してしまったのも、それが初めてだった。なのでぼくは「捻挫」という...

魔の歌声(1)

魔の歌声(1)

……………………… ・10月下旬。晩秋の深閑にひたる登山だった。……その日、ぼくは北穂3106mから一気に上高地まで降り、松本で1泊す...

走魔灯(5/最終回)

走魔灯(5/最終回)

………………………… ・さて「冒頭に語っていた走魔灯とやらを作る話はどうなった」という声が聞こえてきそうである。そこでこの最終回ではい...

走魔灯(4)

走魔灯(4)

……………………… 「……つい、谷底を見たくなったのです」 ・その男はかすれた声でそう言った。じつによくわかる。人間には不思議な心の...