世界の若者にインタビュー シンガポール出身のイライザさん(第2回)

イライザさんのインタビュー第2回です。第1回はこちらへ


シンガポール出身のイライザさん

イライザさん

Q,シンガポール人とイギリス人の英語はそんなに違いますか。

シンガポール人は自分たちの英語をシングリッシュと呼んでいますね(苦笑)。色々な人種の人が混ざっていますので、やはり純ネイティブの国の人の英語と比べると違うところがあります。
特に話し言葉でそれが顕著で、アクセントがおかしかったり、文法が少し 違っていたり、中国語などの語彙が混ざっていたりします。

たとえば、文法的に正しくは “Where are you going?”というところが、シングリッシュだと “You go where?”となったり、中国語での“No”である“不是啦(bu shi la)”に影響されてか、“No”が シングリッシュだと“No la(啦)”になったりします。

ただ、ほとんどのシンガポール人はネイティブと英語でのコミュニケーションを苦にしませんし、またシングリッシュであることもさほど気にしていませんね。むしろ私のように英語にこだわる人は、そんなにいないように思います。

Q,英語等の語学も含め、シンガポールの教育システムはユニークだと聞きますが、少し教えてください。

シンガポールでは学歴は非常に大切で、それによって人生が大きく左右されてしまいます。

そのため、親は子供に勉強をさせようと必死になりますね。その最初の関門が、小学校最終学年に受ける試験で、PSLE(Primary School Level Exam)といいます。この試験の出来で、中学で受けられるクラスのレベルが決まります。また、中学2年の頃に、大きな試験があり、その後の学習期間が変わります。成績の上位者はその後の学習期間が4年間、中位者は5年間となり、下位の人は職業訓練学校のようなところにいくことになります。そして、職業訓練学校から大学に進学することはほぼ不可能です。成績の結果が、人生を大きく左右してしまうわけですね。

また、授業は全て英語で行われ、小学校から英語以外に第二外国語として他の言語を学習します。第二言語の選択は親の人種によります。私の場合は中国語を選択しました。第二外国語も、勿論上記の試験に含まれていますので、ちゃんと理解できなければなりません。

イライザさんのインタビュー、3月5日(日)更新の第3回へと続きます。