世界の若者にインタビュー スポーツマネージメントを学ぶTAKさん(第3回)

TAKさんのインタビュー第3回です。第1回はこちらへ


Q,日本と比べてイギリスのよいところはどんなところですか。

人を知る世界を知るインタビュー

TAKさん

ビールの種類がものすごく多いのはうれしいですね(笑)。
まじめな話では、日本人よりイギリス人の方が幸せ係数が高そうなイメージがありますね。あまり長時間労働などせず、概ねおおらかに過ごしている人が多そうです。
家族、友人とリラックスして過ごす時間を十分に確保しているように見えますね。長時間労働や深夜労働をしない分、イギリスでは店の営業時間が日本より短いということになるため客目線では不便なのですが。

日本は全般的に便利ですが、それが果たして日々の幸せにつながっているかというとわかりませんね。たとえば日本のコンビニは24時間開いていて便利ですが、それが当たり前になってしまい、更なるサービスを求めてしまいます。
こちらで暮らしてみると案外コンビニが無い生活にも慣れるもんだなとは思っています。ただし、無性に何かが食べたくなった時にお店がどこも開いていなくてもどかしい、という場面もたまにあるのですが(笑)。
結局どちらがよいのかというのは白黒付けられない論点だとは思いますが、こちらの人たちは総じてストレスが少なそうに見えるという感想です。

またもう一つの背景にはおそらく所得の低い人でもそれなりに暮らしていける状況もあるんだと思います。 日本だと、何かとお金を使う状況が多いですよね。また、休日は休日で日本だとお金のかかるエンターテイメントが多い印象があります。
その点イギリスでは、お金があるならあるなりに、無いなら無いなりに楽しめる生活があるように思います。公園でただのんびりしたり散歩をしたり、あとは犬の散歩をしている人の数がものすごく多いように見えます。

あとはスポーツに関して言うと、(イギリス全体ではないかもしれませんが)ポーツマスフットボールクラブのスタジアムの雰囲気は素晴らしかったです。実質4部リーグなのにスタジアムは毎試合満員で地域の老若男女が集まっているように見えました。このようにまさにスポーツクラブが地域に根付いている光景には感動を覚えましたね。

TAKさんのインタビュー、30日(日)更新の第4回へと続きます。


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