世界の若者にインタビュー スポーツマネージメントを学ぶTAKさん(第4回)

TAKさんのインタビュー第4回です。第1回はこちらへ


人を知る世界を知るインタビュー

TAKさん

Q,もう少しサッカーについて教えてください。JリーグのチームとポーツマスFCは違いますか?

先ほども言った通り、ポーツマスFCは残念ながら4部リーグにいます。4部リーグは日本でいうとJFLにあたります。つまり、日本ではプロとアマチュアが混在しているディビジョンなのですが、このディビジョンで16500人収容できるスタジアムが毎試合満員になることは日本ではまずないと思いますね。

このような地域の小さなクラブにも関わらず、大勢の地元の人達が熱心に応援しているという状況は日本のJリーグが目指すべき理想型の一つではないかと思います。
土曜日の試合のある時間は、家族や友人でスタジアムに行き応援することが当たり前の習慣になっているのではないかと感じました。スタジアム観戦が生活の一部に組み込まれているのだろうなということです。

これには歴史の長さも関係しているとは思います。ポーツマスFCは120年近くの歴史がありますし、ポーツマスも街の中心から徒歩圏内にスタジアムがあります。また、他の多くの町でも町づくりの中にサッカーが組み込まれており、町の中心部にサッカースタジアムがあったりすると聞いています。
ただ、日本のJリーグについては、スタートからわずか20数年なので、それにしてはすごい人気になっているとよく言われています。

Q,日本の方がよいと思うところはどこですか。

日本人の方が何事もきちんとするし、色々なサービスの質の高さは圧倒的なレベルだと思います。例えば両国の電車の正確さは比較になりませんし、事務作業の正確性などにも大きな差がありそうです。
イギリスの大学の事務スタッフはミスが目立ちますので日本人的感覚で対応していると相当フラストレーションが溜まってしまいます(苦笑)。勿論人によってはちゃんとしてくれますが、提供されるサービスが人によって違いすぎますね。だから結局いつも同じ人にお願いするようになってしまいました。
また、建物の設備関係も日本のクオリティーがいかに高いか痛感しています。窓がピタッと閉まらないとか、エレベーターが何週間も故障中なのはこちらでは許容しなければならないことのようです。
また先ほども言ったように日本ではコンビニやファミレス、居酒屋などが深夜まで空いているのはなんだかんだ非常に便利ですね。
さらに、これは来る前からのイメージが変わることがなかったのですが、食事は日本のほうが比較的どこに行っても安定的に美味しいものが食べれると思います。

Q,自国が恋しくなったりすることはありますか。

ときどき恋しくなりますね。日本人は周りにほとんどいないですし、英語でのコミュニケーションもまだまだ完全ではないですので。ただ、学びや刺激もとても多いですし、何より新しいことに色々とチャレンジできているので、大変楽しく過ごしています。
もしかしたら、もともと一人暮らしが長かったため耐性があるのかもしれません。ホームシックになっている友人に聞くと、一人暮らしの経験がなかったため、そもそも食事を一人で食べること自体が辛いと言っていました。

TAKさんのインタビュー、5月7日(日)更新の第5回へと続きます。