
誰かのために 第十六話
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十六話。幻の林檎をめぐる隣町の町長にまつわる怪文書騒動は一向に収まる気配を見せない。コンプライアンス委員として同席した話し合いの場で、小田原泉は梅木浩子の孤軍奮闘っぷりを知ることになる。
毛と山と鉄を愛するサイコロジストが、漏れ出た内言、綴ります
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十六話。幻の林檎をめぐる隣町の町長にまつわる怪文書騒動は一向に収まる気配を見せない。コンプライアンス委員として同席した話し合いの場で、小田原泉は梅木浩子の孤軍奮闘っぷりを知ることになる。
大日向峰歩 作・エッセイ『心を紡いで言葉にすれば』第8回。人間の記憶の不思議について紐解き、事件や事故の目撃証言の不確かさについて考えます。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十五話。幻のりんごは本当に幻になってしまうのでしょうか。否応なく、町政にどっぷり関わることになってしまった小田原泉。運命の歯車は、回り出したのか?!
大日向峰歩 作・エッセイ『心を紡いで言葉にすれば』第7回。消費行動における「最後の一点」の謳い文句に負けてしまう心理について、社会心理学的に解説し、「本当の自由」とは何か、問いかけます。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十四話。俄かには信じがたい、梅木浩子の妄想。でも、柏の宮町の宝、幻のりんごの美味しさが、妄想に現実味を与える時、林檎の守り人を守ることこそが、この町に明るい未来をもたらす、のかもしれません。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十三話。問題山積の柏の宮町ですが、実はあるお宝が潜んでいました! でもそのお宝こそが、次なる火種になるとは……
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十二話。梅木の秘密の相談によると、おもいやりんごが再起動しそうなのはいいことだけれど、そのために、いろいろゆるゆるな柏の宮町は新たな問題に直面しそうです。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十一話。おもいやりんごは、このまま消えていくことはなさそうです。一方、小田原泉は、柏の宮町のしがらみに絡め取られてしまいそうです。
大日向峰歩 作・エッセイ『心を紡いで言葉にすれば』第6回。「相手の身になる」ということについて、心理学の観点から解説を試み、利他とは何かについて考えてみます。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十話。利他的利己主義と利己的利他主義の違いとは? 「誰かのために」の〝誰か〟とは一体誰なのでしょうか。小田原泉による考察は、休止中の〝おもいやりんご〟を救うことになるのかもしれません。