ユー君とアイちゃん
ユー君は、いつものように一人で積み木遊びをしていました。 ユー君には、あまり仲のいい友達がいません。 そして、いつものようにユー君がいる部屋では、にぎやかにおしゃべりをする声がします。 ...
お送りするのは、「心」という名の周波数から取り出した数々の物語。
ユー君は、いつものように一人で積み木遊びをしていました。 ユー君には、あまり仲のいい友達がいません。 そして、いつものようにユー君がいる部屋では、にぎやかにおしゃべりをする声がします。 ...
ある日の事、アリスがいつものように、帽子屋や三月ウサギ達と、お茶会を開いていました。 みんなは、いつ終わるとも知れない無駄話に花を咲かせながら、お茶を楽しんでいます。 すると突然、茂みから...
むかし昔ある所に、とてもコシの強いスパゲッティーが居ました。 スパゲッティーは町のイタリア料理屋で働いていて、そこのシェフにとても好かれていたそうです。 「スパゲッティー君、キミのコシ...
昔むかしの、そのまた大昔。 ある国に、人々に恐れられている、巨人がいました。 どれぐらい大きかったかというと、三階建ての建物よりも、ずっと大きい巨人でした。 巨人が町に現れると、人々...
ふと気が付くと、何もない真っ暗闇の中を私は漂っていた。 光もない、大地も見えない、何もない虚空の中を、私は一人きりでいた。 ここは、どこ?私は、私は、・・・・誰だったかしら? ・・・そうだ!私の...
戦いは終わった。 僕たちは落雷の塔を破壊し、ゾーラもヴァイーラも倒した。 そう、僕らは世界を救う事ができた。 でも、あまりにも犠牲が多い戦いだった。 漁師たちは殆ど命を落とし、人魚族は僕ら...
僕たちは島中を探し回り、食べ物をかき集めた。 そして火を起こし、暖を取りながら食事をした。 人魚の女王によれば、ヴァイーラは軍を率い、この島に向かっているという。 漁師たちは食事をし...
僕が握りしめていた光の剣が、長く長く伸び、ドラゴンのような形に変わった。 光り輝くドラゴンは、僕らの頭上でユラユラと体を揺らし、目を赤く光らせていた。 敵の兵士たちは、突如現れたドラゴンを見て、銃...
エレンが呪文を唱えると、光の剣が長く伸び、七色に輝きだした。 ワシはゾーラの船が放った電気砲の砲弾が、こちらに向かって飛んでくるのを見ていた。 もはやこれまでか、と思った瞬間、砲弾はエレンの持って...
僕たちを乗せたギルドの船は『忘却の海』へと入っていった。 『忘却の海』へと入った途端、波が高くなり、船は激しく揺れ始めた。 空に暗雲が広がり始め、雲の上からゴロゴロゴロ、と雷が鳴る音が聞こえてくる...