2. ロバート・デ・ニーロ

ロバート・デ・ニーロ。洋画好きであれば、彼を知っている人は多いに違いない。ただ知っているだけでなく、「おおっ、彼が出るのか。観たいな」ということになるのではないだろうか。私もその一人である。しかし改めて「この男優の魅力は?」と分析的に考えたとしよう。特にハンサムというわけではない。体型も風貌も特筆すべき点はなにもない。それなのに映画「ミッション」で、長髪・あごひげ・奴隷商人という悪役で登場してきたメンドーサ(ロバート・デ・ニーロ)は、強烈な印象を残す。彼は恋愛のもつれから弟を殺す。断食により自殺しようとするが、ガブリエル神父の誘いによって死ぬような贖罪の試練を経て、なんと神父になるのだ。同じ神父でもガブリエル(ジェレミー・アイアンズ)とはまったく異質な神父がかくて生まれ、戦争の波に飲みこまれてゆく姿を見事に演じている。誠に不思議な魅力に包まれた男優である。

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