10. ハーヴェイ・カイテル

「パルプ・フィクション」(1994)という妙な映画がある。「なにしろタランティーノ監督だからね」と言えば、この監督が作る映画の「変さ加減」をよく知っている人は、「ははあ、なるほどね」と笑うのではないだろうか。ジョン・トラボルタ、ブルース・ウィリス、サミュエル・ジャクソン……アメリカ産第一級の濃い男優たちがぞろぞろと出てくるすごい映画なのだが、内容はじつにくだらない。酷評なのではなく、この映画の主旨が「くだらないエピソードの寄せ集め」なんである。……そうした濃い男たちの中にあって、ひときわ異彩を放っているのが、このハーヴェイ・カイテル。「やばい仕事の掃除屋/後始末屋」みたいな役割なのだが……「やばい仕事?」「後始末屋?」と興味を持った人は、ぜひこのバカバカしい映画を御覧いただきたい。

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