「ねんない」に何があるのか

先週は息子の発語について「イヤイヤ期」ならぬ「よいしょ期」が到来し、言葉でのコミュニケーションが可能になりつつある時期に差しかかって来ていることを書いたが、いくつかまだ意味不明の謎の言葉が散らばっている。その中で最近特に気になる言葉がひとつある。
時折「ねんない」と息子が言うのだ。

外出先でも、家の中でも、アンパンマンを見ている途中でも飽きて走ってきたかと思うと「ねんない」と言うのである。この原稿を書いている今日は床に置いてあった自分の顔よりも大きなカボチャを持ち上げながら「ねんない」と言った。

「ない」という言葉はすでに牛乳を飲み干した後などにコップを持って「なーい」と言ったり、その後「たーり」(おかわり)と要求をすることがあるのでその言葉の意味は理解していると考えられる。
よって「眠くない」「寝たくない」「いらない」などの否定的な意味を伝えようとしているのかとも思ったが、どうもそうではないらしい。逆に「そろそろ眠いから寝ませんかね?」と言う誘いの言葉かとも考えたが、カボチャを持ち上げながら言うことでもなさそうなので、どうやらそれも違う。
息子が時折「ねんない」を言う状況に対して、養育者である自分がまだその意味を見つけ出せずにいるのである。

「〜ない」という割に否定的な感じはせず、どちらかと言えば何かしらを客観的に見て状況を伝えているような雰囲気である。カボチャを持った時の状況を考えれば「重い」や「大きい」あたりが適当かと思うが、謎である。
もしや発語の通り「年内」と言っているのか?
しかし、「年内」などと言う言葉はまだ知らないはずだ。そもそも時間や日時の感覚はまだ腹時計(かなり精度が高い)くらいしかないわけで、今この瞬間を生きている2歳の子どもに月や年単位のことなどが考えられるとは思えない。
いやしかし、もしやもう半分以上が過ぎた今年のうちに自分が約束した何かがあったのだろうか、などとも考えてみる。
それにしても2歳の息子の要求に対して「それについてはもう少し時間をいただきたいので、年内を目処に検討させていただけませんか」などと言う事はまずないし、あったとしたら自分がかなりおかしなことになっているはずである(否定はできないけど)。

以下、自分の思いつくいくつかの予想であるが、きっと全部違うとほぼ確信を持って言える。

・年内にはコロナの影響はなくなるからあんまり心配すんな。
・今のような子どもでいるのは年内いっぱいだから覚悟しとけ。
・少なくとも年内には新作を何曲かはリリースしろ。
・今の状況だとこの仕事を続けられるのは年内いっぱいでしょう。

いろんなことが頭をよぎるが、自分の想像力がついていかない上にネガティブなことばかりを考え始めてしまうので困ったものである。
読者のみなさんの中で意味不明な子どもの発語に悪戦苦闘した経験のある方の協力を得てこの謎を解明して行きたいと思うので、何かお気づきの点があったら是非メッセージをいただけたらと思っている。

そんなわけで、年内、8月23日(日)に町田のまほろ座で配信を主軸に置いたバースデーライブをすることになりました。もちろん感染対策はお店のガイドラインに従い万全の態勢で臨みます(今週息子の風邪を移されましたが)。
詳細こちらでご確認ください。
https://tiget.net/events/98144

みなさま何卒よろしくお願いします。

(by 黒沢秀樹)


※編集部より:「ねんない」の意味について皆さんの名推理をお聞かせください。「こうじゃないかな?」というヒントだけでもけっこうです。コメントフォーム
本当に久しぶりに黒沢秀樹さんのライブ開催!これを楽しみに猛暑を乗り切りましょう!