猫の腎臓病の血液検査。尿素窒素が120、クレアチニンが6.9に。

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検査結果も大事。でも実際の体調がいちばん大事。

ソルラクトの皮下輸液を毎日するようになってからムギの調子はおおむね良好だった。前々回では書き忘れたが、食欲の安定、嘔吐の減少に加え、便秘も減った。便秘も水分不足でおこりやすいものだから輸液が直接効いたと推測される。
これなら血液検査の結果も良くなるのではないか、もし血中尿素窒素とクレアチニンの値が大幅によくなるようなら皮下輸液を一日おきにできるかも、くらいの希望を持っていたのだが、先日受けた血液検査の結果はまたしても厳しいものだった。
尿素窒素とクレアチニンがまた上がってしまった。

BUN(血中尿素窒素)前々回46.8mg/dl 前回101mg/dl 今回120.7mg/dl
CRE(クレアチニン)前々回2.35mg/dl 前回5.2mg/dl 今回6.9mg/dl

数値としては相当悪い。ネットで検索するともっと上の数値でがんばっている猫さんたちもいることはいる。いることはいるが……。
前回の血液検査から2ヶ月と少し。
獣医の先生からは新たに何か治療を加える提案はない。できることはすべてもうやっているからだ。
やるとしたら皮下輸液を増やす、一日2回にするとか、1回量を150mlにするとかだが、それでよくなるだろうというわけではなく、あくまで「何かやるなら」くらいだそうだ。

貧血の方は数値的には進まなかった。PCV(血液の濃度)はわずかに上がった(下限を割っているから上がるのは良いこと)。

先生から、検査の数値も大事だけれど実際の体調がいちばん大事だから、となぐさめられる。ムギの身体を触ってみて、まだしっかりしている、とも。
ただ、「夏を乗り切れるかですね」とも言われる。暑くて食欲が落ちがちな夏は高齢猫には厳しいらしい。ムギは気温37度の日にも窓辺に突撃する「ひなたぼっこ狂」だが、今年は阻止しなければいけないかもしれない。

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一日一日を大切に

3月の検査で腎臓病の数値が急に悪化するまでは、日々の治療を続けながらひょっとしたらまだ年単位で生きてくれるのではと思っていた。そののちも輸液を毎日にした結果がとてもよかったので、次の検査で数値が下がりさえすればまだ何年も一緒にいられるかもと希望を持っていた。
しかし考え方を変えようと思う。
そんな先のことは考えず、もっと近い目標をたて、そこまで元気でいてくれることを願うことにした。
6月21日の誕生日まで元気でいようね。それができたら8月の妻の誕生日まで元気でいようね。それができたら9月2日のムギのもうひとつの誕生日(うちにきた日)まで元気でいようね。

このブログ「猫が二十歳になりました」は約一年前、ムギが20歳の誕生日を迎え、同時に慢性腎不全の診断を受けてから1000日を無事経過したときに、喜びのあまり始めたものである。
猫が慢性腎不全になってしまうとそれから1000日生きられる可能性はとても低いと聞いていたから、本当にうれしかった。
まずはムギのことを記録しておきたいという気持ちから、つぎに、高齢の猫と暮らすだれかの参考になればという思いから書いている。
だから、書いていて涙こぼれるようなことや読んでいて涙こぼれるようなことはあまり書きたくない。
どんなことがあってもムギの存在はぼくの喜びであり、それ以外の何物でもないからだ。

20歳の猫ムギのブログ2021

はっきり言っとくにゃ。ひなたぼっこは譲れないにゃ。

(by 風木一人)

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