慢性腎臓病の療法食にはウェットタイプもある&猫が食べやすい食器

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「ロイヤルカナン ウェットパウチ」&「キドニーキープ リッチテイスト」

3月の血液検査で血中尿素窒素(BUN)が100になり、5月の血液検査では120になった。
毎日の皮下輸液、療法食、ラプロス、できることはみんなしているし、ムギとしては体調のよいときの検査でこれだから、数値が大幅に下がってくれることはあまり期待できなくなった。
となると、まあまあふつうに暮らしていることと、なんとか体重を維持していることが頼みの綱である。
腎臓に負担の少ない食事をなるべく多く食べてもらうことをいつも考えている。

食のヴァリエーションとして少し前に導入したのが「ロイヤルカナン腎臓サポート ウェットパウチ フィッシュテイスト」だ。

ロイヤルカナン腎臓サポート ウェットパウチ フィッシュテイスト

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「ロイヤルカナン腎臓サポート」は猫の腎臓病用療法食の定番でムギも腎臓病が発覚した4年前から食べている。ドライフードで、ふつうの・スペシャル・セレクションと3種類あり、それぞれ味や形状が異なる。ムギはどれも食べてきたが今はセレクションだけだ。

ネットで「腎臓サポート」のシリーズにウェットタイプもあることを知り試してみた。チキンテイストもあるがとりあえずフィッシュテイストを。
「細切りチャンク イン グレービー」と記載があり、ソースにごく小さな整形肉(っぽいもの)がたくさん入っている。ムギの反応はというと、今のところドライよりも食いつきがいいようだ。ただしそのまま出すとソースだけなめて固形物を残すので、プリンについてくるような小さなスプーンで整形肉をさらに細かく刻み、ソースとごちゃ混ぜにしてあげている。

パウチ1袋が85グラム。体重2キロの猫が1.5袋食べればだいたい一日の必要カロリーとなるらしい。しかし小食のムギはなかなか1袋を食べきらない。ウェットだから開けたら早く消費したほうがいいはずで、割高になってもいいからもっと少量サイズがあってほしいと思う。

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少量サイズといえばペットラインの療法食キドニーキープ「リッチテイスト」というのがある。名前からも値段からもキドニーキープの上位バージョンだと思われる。これも試してみた。
見た目はふつうのキドニーキープとほとんど変わらない。小さくて薄い円盤状のドライフードだ。「4種のうまみパウダーをミックス!」とあって、嗜好性の高さ、つまり「美味しい!」が売りである。
実際ネットで検索してみると「食いつきがぜんぜん違う!」という声もあるのだが、ムギの場合は残念ながらふつうのキドニーキープとの差があまり感じられなかった。目に見えて食べてくれるという手ごたえはない。やはり猫によって好みが違うのだろう。

ただし「キドニーキープ リッチテイスト」には大きな利点がある。キドニーキープは1袋700グラム入りか500グラム入りなのだが、「キドニーキープ リッチテイスト」は1箱に25gの袋が8パック入っている。まさに、割高だが少量サイズの商品なのだ。
たいていの猫は、何を食べさせていても、とつぜん飽きるという問題がある。昨日まで食べたものを今日はどうしても食べてくれないようなことがある。そんなとき食べる可能性のあるフードが多種類あるととても助かる。しかし何種類ものフードを同時に開封しているとドライであってもだんだん品質は落ちるから、小分けになった商品が役に立つのだ。

今のうちではロイヤルカナンのセレクションをメインに、ウェットパウチをサブにしながら、キドニーキープリッチテイスト、健康缶、ちゅーるの選択肢を用意して、「何も食べない」だけは避けるようにしている。
ちなみにキドニーキープは通常のタイプもリッチテイストも「獣医師専用」商品とされていて、基本的には動物病院を通してしか買えない。アマゾンや楽天では購入できない(メルカリでは見かけたけど)。

猫が食べやすい食器。秘密は15度の傾斜にあり。

ストレスなく食べるためには食器も大切なので、新しい食器を購入した。
これ。

15度の傾斜で食べやすい猫用ボウル

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ちょっと面白いデザインだ。売りは15度の角度がついていること。
以前から食器の位置(高さ)には気を使ってきた。猫には食べやすい高さがあると聞いていたからだ。いろんな台を試してムギの楽な高さを把握してきたつもりだが、角度は意識していなかった。
使ってみるととてもいい。首の角度が自然で、ムギが食べやすそうだ。ふつうのお皿と並べて出すとまずこの傾斜食器の方へ行く。手前が低く、ごはんが見えやすいのもいいのかもしれない。

あと、こぼさなくなった。最近のムギはごはんを食器からこぼしてしまうことが多い。舌でごはんを押すように食べるからだ。
お皿に行って、だいぶもぐもぐ食べているようだったのに、ムギが離れてみると、ちょっぴりしか減っていないことがある。近づいてのぞきこんでみると、食べているようで、じつはなめているだけなのだ。ドライでもウエットでもなめて押すばかりでなかなか口に入れない。押すからお皿の中でどんどん奥に寄っていく。そこで食器の形状が問題になる。

浅いおさらだと奥のふちからこぼしてしまう。底面と側面が90度に近く切り立っているとその角のごはんを舌ですくいとれない。新しい食器は奥がゆるやかに立ち上がっているのでそこでうまくグリップして口に入れられるようだ。ウェットにもドライにも使える。

アマゾンで購入した。アマゾンのレビューがちょっとふしぎで、「大きい」という声も「小さい」という声も「軽い」という声も「重い」という声もある(笑)。まあこの食器でごはんをあげる猫や犬が大小様々だからだろう。
でもそれでは解決しないふしぎもあった。「中空構造で洗うとき水が入ると面倒」「底についている滑り止めがすぐ取れた」等の記述があるのだが、うちに届いたものは中空ではなかったし、底に滑り止めもついていなかった。
どうも途中で製品が改良版に入れ替わったのではないか。つまりレビューもある時期以前に書かれたものとそれ以降に書かれたものではレビューしている商品自体が違う可能性が高い。

ともあれムギが気に入ってくれたのでぼくは満足している。滑り止めはついていないけれど重みがあるから滑りはしない。容量ははっきり少なく、よく食べるコには物足らないだろうが、ムギには充分だ。デザインもいいし、もう一つ買おうかと考えているくらい。
ちなみに、うちのは白。購入したときは白、黒、ピンクの3種類があった。今現在は在庫が黒しかないのだろうか。清潔感があるし、買うなら次も白がいいなあ。

21歳の猫ムギのブログ

お布団ふかふか、気持ちいいにゃ。

(by 風木一人)

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