第106話 リフォーム 〜浴室・洗面所の漆喰塗り〜

自分達で、家の全ての壁を漆喰で塗ることにしました。

ペンキの方が色数が豊富だし、塗りやすそうだと思ったのですが、我が家の壁は傷や凸凹・隙間が多く、ペンキでは隠しきれないというのが漆喰を選んだ理由でした。

漆喰は、化粧品に例えるコンシーラー、画材に例えるとジェッソのように、下地をきれいに覆い隠してくれます。

漆喰のデメリットは、塗り替えが難しいことです。

壁紙なら新しいものに張り替えたり、上からペンキを塗ったりできますが、漆喰の上に塗れるのは漆喰だけです。場合によっては、前に塗った漆喰を剥がしてから塗る必要があり、剥がすといっても実際は削り取るような作業で、それがとても大変だそうです。

我が家は築年数が古いので、もう塗り替えずに建物の寿命を迎えると思います。

職人さんが使う粉の漆喰はうまく扱える自信がなかったので、練り混ぜ不要でペースト状のDIY用漆喰を使うことにしました。

DIY用漆喰は、粉の漆喰と比べると調湿機能が劣るという説もありますが、扱いやすさを最優先に考えて選びました。

初めにお風呂を塗ることにしました。

床のタイルは寒そうですが、すのこを敷けば良しとして、四隅に貼られた濃い色のタイルは好みではないので、剥がしました。

剥がした跡が、思ったより凸凹していました。

恐る恐る、漆喰を塗ってみると…

壁全体を、下塗りと仕上げの2回塗ることによって、全く気にならなくなりました。

一般的に、漆喰は浴室には使用しないそうですが、私が購入したDIY用漆喰「うまーくヌレール」の説明では、「腰壁から上の、お湯が直接当たらない部分には塗ることができる」とあったので、試してみることにしました。

時間をかけて必死で検索して、ちょうど良いサイズのすのこを見つけました。オーダーメイドなら簡単にピッタリサイズが手に入りますが、何万円もするので、もし、カビが生えたら…と、考えるだけでドキドキして、ゆっくりお風呂に入れそうにありません。

次に、洗面所を塗りました。

昔は必要だったらしいが現在は不要になった空気孔、左の壁の謎の凸凹など、気になる部分がいくつかありました。

左上の隅っこに寄り過ぎている鏡の位置も気になります。

まず、鏡とタイルを剥がしました。

次に、石膏ボードで、空気孔を塞ぐように壁全体を覆いました。タイルを剥がして空洞になった部分や、左の壁の凹んだ部分にも、石膏ボードを貼り、平らにしました。

石膏ボードは木の板と比べると値段が安い上にカッターで切れるので、DIYには最適の材料です。

そして、漆喰を塗りました。

今回は扇模様にチャレンジしてみました。

凸凹の部分に模様を付けるのに苦労しました。

新たに購入した丸い鏡を設置し、洗面台周りにはモザイクタイルを貼り、照明カバーを外したままにして、電球の周りにお気に入りのタイルを飾ってみました。

そんなこんなで、だいぶ漆喰塗りに慣れてきました。

次はいよいよ部屋の壁!

乞うご期待!

(津川聡子 作)


*編集後記*   by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟

津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第106話 リフォーム 〜浴室・洗面所の漆喰塗り〜」いかがでしたでしょうか。

うーん、念願のモザイクタイルもやっぱり素敵で、ニューサトコハウスのリフォーム、ワクワクして仕方がないですね。漆喰塗り、しかも扇模様なんて高度な左官仕事までやってしまうとは、さすが手芸番長サトコさん。壁紙も素敵なものがありますが、漆喰などの塗装壁は憧れです。しかも扇模様……

これですな、DIY漆喰「うまーくヌレール」。今回は動画付き漆喰使用例&使用品紹介ありと、大規模リフォームでもちょこっとリフォームでも検討中の方には大変参考になったのではないでしょうか。私も、家は壁紙だというのに、むやみに使ってみたくなります。この後もどうぞ、お楽しみに♪

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