今回は台湾人のJさんの紹介です。
Jさんは先週紹介しました韓国人のAさんのパートナーです。
もともとは台湾でしばらく働いたのち、イギリスに留学し、イギリスでAさんと出会ったそうです。
台湾と韓国の同じアジア人同士のカップルですが、同じアジア人でも残念ながら共通の言語を持たないため、英語でのコミュニケーションになります。ちなみに、当たり前の話ですが、そこに私のような日本人や中国人が加わっても、共通の言語はありません。改めて英語の重要性を認識させられる事例でもあると共に、例えば中東地方のようにアラビア語という共通言語を持っている地域をうらやましく思いもします。
ちなみに、別にAさんJさん共に特別英語がうまいといった感じではありません。しかし、コミュニケーションがきちんととれ、結婚までいくわけですからすごいものです。コミュニケーションは言語の上手い下手より、心の問題だなぁと思います。
しかも、面白いものでJさんは当初、実は韓国の男性とだけはお付き合いしたくない、と思っていたそうです。
なんでも、台湾でも流行っている韓国ドラマの影響で、韓国人の男性は自己中心的な人が多いというイメージを持っていたそうです。若い世代はあまりテレビの影響を受けていないかのように思いますが、実はまだまだ影響を受けています。アジア人が語る日本についてのイメージも、まだまだテレビで語られていることも多いです。
国全体、あるいは国民全体に通じる傾向があることは否定しませんが、それとて個々人によって濃淡があります。
彼女がA君と結婚したのと同様、外国人とコミュニケーションをとる際には先入観を捨てろとまでは言いませんが、先入観は先入観として割り切ることも必要だろうなぁと思います。