イライザさんのインタビュー、今回で最終回となります。第1回はこちらからどうぞ。
Q,なぜ、日本語を勉強しようと思いましたか?
元々のきっかけは、母親だと思います。母親が少し日本語を勉強していましたので。また、当時シンガポールで放送されていたドラマの「金田一少年の事件簿」で日本語を聞き、感覚的な話ですが、音の可愛い言葉だなぁと思ったのも学ぶきっかけです。
Q,日本語を学んでいて面白かったことはなんですか?
これも抽象的な話ですが、日本語を学ぶことで、自分の中にもう一人別の自分が出てきたような感覚があり、非常に面白いです。
例えば、日本人の女の子が「すごい」と驚くとき、両手を口に当てるようなジェスチャーをしますよね。勿論ドラマなどの影響もあるのだとは思いますが、日本語で話していると自分も自然とそういったジェスチャーをするようになります。英語で話していて、たとえ驚くようなことがあったとしても、絶対にそんなジェスチャーはしないですからね。日本語を話している自分と英語を話している自分は、違う人格なような気がしています。
Q,シンガポール人の日本に対するイメージはどうですか?
全般的にはいいと思います。最近は韓国や台湾に人気が移ってしまっている感もありますが、まだまだ日本のドラマは人気ですし、日本食も皆好きですよ。
ただ、日本の企業がシンガポール人に人気があるかというと、そうでもないかもしれませんね…。たとえばアメリカの企業などと比べた場合、給料は安く、かつ昇進も遅いというイメージがあります。シンガポールでは転職は普通ですので、給料が安いと思うとすぐに転職してしまいますね(苦笑)。
Q,最後にシンガポールのPRをお願いします。
一週間もあれば全部見ることができる小さな国ですが、ユニバーサルスタジオやカジノは外国人に人気です。また、ナイトサファリーは個人的にお勧めですね。ホーカーズという屋台が集まっているフードコートのような場所は、色々な美味しいご飯を安く食べることができます。
是非、airbnb等で現地の生活に触れながら、滞在してみてください!
イライザさん、ありがとうございました!