9月の社長インタビュー、お迎えしているのは講談社サイエンティフィクの矢吹俊吉社長です。
矢吹社長は大学を出たとき、校閲として講談社に入社されました。人見知りで目立つことが嫌いな青年は社内で黙々と仕事したかったのです。
ところが4年後ジャーナリズム月刊誌「現代」編集部に異動となります。
いきなり殺人事件の取材に行けと言われ、何時間も待った末ようやく殺人犯のお母さんと会えましたが、「そっとしておいて」と泣かれたら黙って帰ることしかできません。
このままでは社会人としてやっていけない。必死で考えて、矢吹青年はあることを思いつきます。その「あること」で、長い編集人生を歩むことになるのです。
講談社サイエンティフィク矢吹俊吉社長インタビュー第2回
「ジャーナリズム誌の編集部に放りこまれて」へ