第6回「父在せば其の志を観よ」孝を貫くには努力と工夫が必要
子曰く、父在せば其の志を観よ。父没すればその行いを観よ。三年 父の道を改むる無くんば、孝と謂うべし。(学而編十一) 以前にも書いたが、...
子曰く、父在せば其の志を観よ。父没すればその行いを観よ。三年 父の道を改むる無くんば、孝と謂うべし。(学而編十一) 以前にも書いたが、...
子禽(しきん)、子貢(しこう)に問いて曰く、夫子(ふうし)のこの邦(くに)に至るや、必ず其の政(まつりごと)を聞く。之を求めしや。抑(そもそ...
最後の一句はあまりにも有名。だが、実行するのは難しい。 孔子自身は、かなりよく実行していたようで、論語の中にも、弟子たちが孔子に対して意見する場面が何回も出てくる。もちろん孔子も、いつも機嫌よく弟子たちの批判を受け入れるばかりではない。
通勤電車に乗っている間というのは暇なものである。私はスマホを持っていないので、スマホで時間を潰すということはできない。 本を読むこともある...
有子曰く、其の人と為り(なり)や孝弟にして、上(かみ)を犯す(おかす)を好む者は鮮し(すくなし)。上を犯すを好まずして、乱を作す(なす)を好...
子曰く、弟子 入りては則(すなわ)ち孝、出でては則ち悌(てい)たれ。謹みて信、汎(ひろ)く衆を愛して仁に親(ちか)づけ。行いて余力あらば、則...
論語の有名な一節だ。時代劇で少年が音読しているのはたいていここである。だがいつも最初の2文が終わったら場面が切り替わり3文目を聞くことはまずない。残念ながら冒頭の2文だけだといかにも説教臭く陳腐な言葉という印象を免れない。だがそこに「人知らずして慍みず
現在の日本で、会社からも社会からも切り離された人たちにアイデンティティを供給する大きな存在は、国家かもしれない。 作家、雨宮処凛が毎日新聞...
古来、日本で最も有力な宗教は、祖霊と自然を崇拝する神道だった。仏教も、日本においては神道の影響を受け、先祖供養が活動の中心になった。先祖供養...
以前、宗教の持つ重要な機能として、「『私』という存在を、先祖から子孫までの世代の連鎖の一部と考え」、主観的に「個体としてのヒトの寿命を超えて...