フクロウ紳士さまは、すっかりホテル暴風雨の裏庭がお気に入り。
うららかな陽ざしの中をそぞろ歩いて、春を満喫されていたときのことです。
草原の向こうから、何かとても軽やかな、音とも動きとも気配ともつかないものがさらさら流れてまいりまして、丸い目のフクロウ紳士さまが、思わずその目をますます大きく丸くいたしましたところ、
見たこともない若葉色の、まるで春の妖精のようなフクロウが現れました。
「あれは、まさか」
そう、間違いありません。めったに出会うことはできないと言われる幻のフクロウ、「春をまとうフクロウ」さんです。
春をまとうフクロウさんはふうわり飛び立つと、なんとフクロウ紳士の近くに降り立ち、フクロウ紳士の方を見つめたのです。
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春をまとうフクロウさん、ただいまオンラインストア「心しか泊まれないホテルの想い出」にいらっしゃいます♪
2018年、2019年のホテル暴風雨展にもご参加くださったぬいぐるみ・パペット作家 ami大久保美江さんによるハンドメイド一点ものの作品です。
サイズは高さ約22センチ、首と足は可動式で、振り向いたり、ぺたんと座ったりできます。
【材料】モヘア、ファー、ビスコース、オーガンジー、コットン、ボタン、流木、リボン、ビーズ、ハードボードジョイント、ワイヤー、わた、ペレット、木毛。
繊細なお姫様のような可愛らしいぬいぐるみです。流木はくちばしに使われています。
こちらにもっと写真があります→ 春をまとうフクロウ(ぬいぐるみ)制作:ami大久保美江
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