
光るあしあと 第1話
ぼくは幼いころに両親を亡くし、おじいちゃんに育てられました。 おじいちゃんはおばあちゃんに先立たれていましたから、まあ、今思えば、さみしい...
ぼくは幼いころに両親を亡くし、おじいちゃんに育てられました。 おじいちゃんはおばあちゃんに先立たれていましたから、まあ、今思えば、さみしい...
ふとした勘違い・見間違い、と言ってしまえばそれまでですが、奇跡のような偶然が、実に面白そうな幻の本をタイトルや表紙だけ、見せてくれることがありませんか。その現象、実は「バベルの錯誤」と呼ばれているものです(主に私に)。
落とし物はたいてい海の底にあります。 どんなものも、高いところから低いところへ、転がり落ちるからです。 山で落っことした水筒のふただって...
なぜか寒くて雨がちですが「芸術の秋」、観に行って印象的で面白かった展覧会のレポートです。サンシャワー、Triq pinA、アルベルト・ヨナタンの三本立てです。
普通に生きているだけで日々続々と不条理を生み出す「不条理生成生物」とは一体なんでしょう。ヒント、琵琶法師。べべんべんべん。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
作家というのはおはなしを作る人だと思っていませんか? じつはちょっと違うのです。作家は自分でお話を作るのではありません。おはなしの国に行っ...
笑いとは何か?禁忌やタブーあってこその笑いなのか?という哲学的問いのふりをした、トマトやパイ皿やあの大怪盗などと同種の話。ふ〜じこちゃ〜ん!!
「幽霊の正体見たり枯尾花」この言葉、幽霊と枯尾花をどう捉えているかによってまるで意味が違ってくる、という真面目なふりのふざけた話。
雨の妄想工房、公開。オーナー雨こと斎藤雨梟の日々のあやしい制作と実験。今回はこのへんな鳥が動いてしゃべります。
もしも空がなかったら 鳥のつばさも役立たず 夏のさかりにパタパタと うちわの代わりができるだけ だって空がなかったから むかし...