テレビ「としま情報スクエア」出演!

メディアの多様化、個人による情報発信、双方向コミュニケーション興隆の時代。
と言いつつ、いまのところ自分で実行できているのは、フェイスブックの「いいね」クリックやツイッターのつぶやきのリツイートぐらいなもの。もっとこう、ダイナミックに、ライブな感じでアウトプットできないかと、これまであれこれ考えてきたが、この度ちょっといい企画に乗ることができた。
ケーブルテレビの「としまテレビ」の広報番組にて、自分がここ数年取り組んできた活動を紹介する機会を得ることになったのだ。概要は以下のとおり。

1月13日(金)11:00〜11:20
豊島区広報番組「としま情報スクエア
豊島区役所1F「としまセンタースクエア」・「としまテレビエコミューズタウンスタジオ」から<生放送>
タイトル「区民参加の読書活動紹介」
(ゲストトーク:としまコミュニティ大学講師・佐藤壮広 / 豊島区中央図書館・狩野由美子)

お話しする内容は主に2つ、「としまコミュニティ大学」という区民講座でコツコツ続けてきた「読書ゼミ」の紹介と、1月から開講する「POPづくり講座」の案内。読書ゼミというと、敷居が高そうだと思う人も多いはず。でも僕は、「この本カフェ」と名付けたゼミを作り、本や文書資料を「読む」楽しさを20名ほどの受講生の皆と味わってきた。ゼミでテキストを読み、読書ノートづくり、本の紹介・短評のまとめ、豊島区中央図書館でのゼミ成果発表・パネル展示、学びの成果報告書作成など、わずか数回の講座でインプットとアウトプットをしっかり行なう。

「この本カフェ・佐藤ゼミ」と呼ばれるようになったこのひとときは、僕にとって至福の時間だ。「数十年ぶりにじっくり本を読んだ」、「原稿用紙に文章をまとめるのは、大学卒業以来だ」、「本を読むことがとてもアクティブなことだと、改めて気がついた」などなど、さまざまな感想をつぶやきながらも、受講生の皆さんの顔が確実に変わっていくのだ。ゼミには、それをそばで見ていられる幸せがある。

よく言われるように、読書は本(の著者)との対話だ。1ページあたり、何度も何度も“やりとり”がある。「え、あなたここでそんなこと言うの!」、「そうそう、私もそう思う」、「お、そう来ましたか!」などなど、読書人のつぶやきは、本との絶え間ないコール&レスポンスだ。13日の番組では、こうした味わい深い読みの体験の魅力を紹介したい。

あ、もう一度告知を。金曜日11:00から、豊島区役所1階「としまセンタースクエア」で生放送です。オープンブースなので、収録風景もご覧いただくことができます。東京メトロ有楽町線東池袋駅直結ですので、どうぞ全世界からおいでください。但し、オンエアはケーブルネットワーク契約加入者のみになります(笑)。

コール&レスポンス!