読んで実感!Web でワークショップ

前回に紹介した、宴会でお酒と話題を回しあうコール&レスポンス。この話は炎々と、いや延々と続くのでまたいつの日かグラスを傾けながらご一緒しましょう。SNSを通じて、いろいろなレスポンスを頂きました。感謝です。


さて今回は、大学や市民講座、企業研修などで僕がやっている交流ワークショップをWEBで体験していただこうかと。
このコーナーの写真に、プラスチック製の赤色と紫色のたまごが写っています。ミニ・シェーカーと呼ばれる楽器です。それを手に持って、さあ皆さん会場の中へどうぞ!

コールさとう ブルースハープ

今はエア・シェーカーでもOK

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みなさんこんにちは。 これからワークショップを行ってみたいと思います。簡単なリズムワークです。お配りしたチキンシェーカーを、ちょっと振ってみてください。シャカシャカと音が鳴りますね。
さてまずは、ふたりひと組になっていただきます。そして、最初はひとりが音を出して、それをもうひとりが「聴く」という作業をやってみます。
順番を決めて、どうぞ交互にやってください。これがステップ1です。

コールさとう ブルースハープ

うまくできましたか? 続いて今度は、相手の出す音に「合わせる」という作業をやります。ふたりで同じリズムを刻むわけです。
「最初に音を出す側」の人が、相手の合わせやすいリズムを出してあげることがポイントです。また、音に合わせるだけでなく、身体全体の表情を読み取って、それに合わせるということも大切です。
目と目で確認しながら、あるいは頭や肩を軽く揺らしたりしながら音を出しあうと、短い時間でも相手の音に「合わせる」ことができるようになります。
これがステップ2です。はい、やってみましょう!

コールさとう ブルースハープ

さあ次は、ふたりでリズムパターン、リズムアンサンブルを作るという作業です。
どちらかがまず音を出し、もう一方の人がその音に絡んで(好きなリズムを重ねて)みましょう。
お互いに「合っている」そして「気持ちよい」という感覚が出てくるまで振ってみてください。これがステップ3です。
いかがでしょうか。うまくできましたか。「相手の音を聴くこと」ができれば、実はステップ3はそれほど難しいことではないのです。

コールさとう ブルースハープ

我々はすぐに、リズム感が良いとか悪いとかで、ちょっとした音を奏でて合わせることに尻込みしてしまいます。でもこのワークは、相手が合わせやすい音とリズムで「相手の音を聴き、合わせること」を目指していますので、リズム感云々はあまり気にしないでください。

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シャカシャカと鳴るシェーカーの音から、叫びや唸り、歓喜や悲哀が聴こえてきたら、できる範囲でそれにレスポンスすることも大切な交流だと僕は考えています。

この話にピンときた小・中・高・大学の先生がた、企業の研修企画担当の皆さん、地域や福祉施設の皆さん、コールさとう(callsato@gmail.com)までご連絡を! シェーカーを持って、どこへでもでかけて参ります。

コール&レスポンス!