ハーメルンの宇宙猫

みなさまこんにちは。ホテル暴風雨、ベルキャプテンのメジロです。

思えばこんなふうに始まった2017年も残すところあとわずか。
https://hotel-bfu.com/hibi/tsubuyaki/2017/01/05/mejiro-3/

トリ年もそろそろ終わりでちょっとさびしいです。

おや、向こうからすいーっと飛んでくるのはもしや……

猫丸:「こんにちは。リンジウチューコモンです」

メジロ:「りん……じうちゅ?すみません猫丸様、今なんとおっしゃいました?」

猫丸:「リンジウチューコモンです」

メジロ:「臨時宇宙顧問!?」

猫丸:「宇宙人はスタッフに入るのです」

メジロ:「ああ、なるほど、スタッフのための試食会に出席したいとおっしゃっていましたよね。

https://hotel-bfu.com/hibi/comic-hibi/2017/08/10/ep_025/

謎の逗留客、アルバートさんがついにその「秘密」、ホテル暴風雨へやってきた理由を語り始めますが、語る相手が相手だったおかげで話はすっかり妙な方向に!?
ベルボーイたちの姿が見当たらないけれど、どこにいるのか?宇宙人はスタッフに入るのか?そして超能力係とは何なのか?謎が謎を呼び、かつ、ひとつも解決しませんが、アルバートさんの思惑やいかに。

「先日チヨさんが何とかすると請け合っていたのはこういうことでしたか」

ホテルスタッフ最長老にして暴風雨の頭脳と呼ばれるチヨさん、今日は何だか楽しそうに怪しげな実験に勤しんでいます。そこへなんとタイムリーなことでしょう、「超能力係」志願の猫丸さんがやってきますよ!

メジロ:「猫丸様、臨時宇宙顧問というのは、一体どういうお仕事なのでしょう?」

猫丸:「豆を運びます!」

メジロ:「ま、豆を運ぶ?あの、失礼ながら、随分地味なお仕事ですねえ」

猫丸:「床下の怪力猫なのです」

メジロ:「縁の下の力持ちですか?」

猫丸:「それはもののたとえなのです。本当は、笛を吹きます」

メジロ:「?」

メジロ:「なるほど、笛を吹くと豆がついてくるのですか。どちらかというと、当初のアイディアだった念力係に近いような……ていうかすごい超能力ですね、さすが猫丸様!ハーメルンの宇宙猫というわけですか。今日のお召し物もそのイメージですか」

猫丸:「お正月はまめまめしさを一心不乱に祈願すると教わりました」

メジロ:「まめまめ……しく?お正月に黒豆の似たのを食べる風習でしょうか?ああ、それで豆の模様なのですね。お正月のための晴れ着ですね!」

猫丸:「とてもたのしみでございます」

メジロ:「そうですね、猫丸様」

というわけで、今年も「ホテル暴風雨の日々」をご愛読、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

メジロでした!


ホテル暴風雨ではみなさまからのお便りをお待ちしております!

「ホテル暴風雨の日々」続きをお楽しみに!暴風雨ロゴ黒*背景白


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