枯尾花ロールシャッハ
「幽霊の正体見たり枯尾花」この言葉、幽霊と枯尾花をどう捉えているかによってまるで意味が違ってくる、という真面目なふりのふざけた話。
心しか泊まれないホテルへようこそ
「幽霊の正体見たり枯尾花」この言葉、幽霊と枯尾花をどう捉えているかによってまるで意味が違ってくる、という真面目なふりのふざけた話。
雨の妄想工房、公開。オーナー雨こと斎藤雨梟の日々のあやしい制作と実験。今回はこのへんな鳥が動いてしゃべります。
もしも空がなかったら 鳥のつばさも役立たず 夏のさかりにパタパタと うちわの代わりができるだけ だって空がなかったから むかし...
いつかぼくは佐野さんがエッセイや短編小説も書いていることを知った。絵本とはまた異なった世界がそこにはあり、そして、そちらもまた魅力的だった。...
まだ学生の頃だったと思う。不思議なラジオドラマを聴いた。相性が完璧であったゆえにこの世にいられなくなり、海に飛び込んで鯨になった男女の話。波...
2009年6月、本郷のヴァリエテ本六で、西村敏雄さんと「たいようまつり絵本原画展」を開催しました。その際会場に掲示した文章です。 ...
ぼくは絵本の文章を書く作家である。こういうひとは案外少ない。 編集者から「絵本の文章を書ける人が足りない」と言われることがある。「...
絵本を学ぶ場はたくさんあるし多様である。大きく2つに分けるなら、一人の講師が継続的に教える講座と、たくさんの講師が入れ替わり立ち替わり教える講座だ。初めて絵本の勉強をするなら一人の講師が全て受け持つものがいいだろう。一度は系統だった絵本づくりを学んだ方がよい。
ぼくは持込みから絵本作家になった。 いくつかのダミー(絵本の試作品)を作り、それを持って出版社を回ったのだ。 15社くら...
ぼくが絵本を作り始めてからデビュー作の『とんでいく』が刊行されるまでは約3年だった。採用になるまで1年、制作に2年。早い方だと思うが...