
肛門腺破裂再発と猫にやさしいエリザベスカラー
肛門腺とはおしりにある臭いを出すための器官である。スカンクやいたちが有名だが犬や猫にもあり、なわばりを主張したり、お互いを識別するのに使っているらしい。通常は肛門腺内の分泌物がうんちをしたときなどに少しずつ出る。ところがこれがうまく出ないで
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肛門腺とはおしりにある臭いを出すための器官である。スカンクやいたちが有名だが犬や猫にもあり、なわばりを主張したり、お互いを識別するのに使っているらしい。通常は肛門腺内の分泌物がうんちをしたときなどに少しずつ出る。ところがこれがうまく出ないで
BUNはわずかに下がった。CREはだいぶ下がって正常値に近づいた! 活性炭はまさにこのへんの老廃物を減らすためのものだから、それをやめたのに数値が上がらなかったのにはほっとした。マイランをやめたのはとりあえず悪くはなかったようだ。
高齢猫の避けて通れない問題に体重減少がある。だんだん食が細くなって痩せてくる。いろいろ食べさせる努力をするけれど減った体重を戻すのはとても難しい。ムギは4.2キロあったが17歳で慢性腎不全が発覚したときはすでに3.3キロになっていた。
こどものともは一年に12作の新作絵本が出て、その中からとくに人気のあるものが書店売りのハードカバーとして再発売される。単行本化には5年くらいかかるのはふつうだし、10年かかることもままあるが、さすがに20年はレアケースだ。
20数年前のことだ。福音館書店に初めて持込みに行った。1冊の著書もなかったし、絵本コンペの受賞歴もなかったし、ツテやらコネやら何もなかった。好きな絵本の奥付に書かれた電話番号を見てそこに電話した。「絵本を作っています、見てください」と伝えると、
うちにはネコ専用の特殊設備がいくつかある。「ムギ階段」は猫だけが使える階段だ。化粧台の奥のかべに互い違いに棚が出ていて、これを昇ると2階の部屋に出られる。人間用の階段の方が猫にとっても実用的だからキャットタワー同様の遊び要素として作った。
皮下輸液開始前と比較するため3ヶ月ぶりに血液検査をしてもらった。結果は血中尿素窒素49(前回52)クレアチニン3.1(前回も3.1)だった。ほぼ現状維持。20歳という年齢と慢性腎不全という病気を考えると、現状維持でよかったと思うべきかもしれない。
腎機能関係の数値とは血中尿素窒素(BUN)とクレアチニン(CRE)だ。どちらも腎機能の不調により本来排出されるべきものが排出されず血液中に残ってしまっているものだ。IDEXX SDMAもあるがこれは主に早期発見に重要とされる指標で、
ムギは6月に20歳になった。猫の平均寿命は15歳と言われているから長生きだ。たぶん生まれつき丈夫なのだろう。丈夫といっても見るからに頑健なタイプではまったくない。小さな猫で強そうか弱そうかといえば弱そう。ただひとつ、これが長生きの理由かな?
「慢性腎不全の進行をおくらせる」のではなく「慢性腎不全を治す」はじめての薬が、遠からず完成するという情報がある。東京大学大学院医学系研究科の宮崎徹教授のチームが開発しているAIM製剤がそれだ。