絵本塾出版 尾下千秋社長インタビュー第5回
本が大好きでね、小学4年生のときは図書館で講談社の世界名作全集を読み漁ってた。背が黒い46判のシリーズで『黒いチューリップ』とか『三銃士』『佐久間象山』『渡辺崋山』とかです。5、6年生で推理小説にはまって、中学に入ると筑摩の日本文学全集を読み始めました。
社長という生き方。社長になること、社長であること。
本が大好きでね、小学4年生のときは図書館で講談社の世界名作全集を読み漁ってた。背が黒い46判のシリーズで『黒いチューリップ』とか『三銃士』『佐久間象山』『渡辺崋山』とかです。5、6年生で推理小説にはまって、中学に入ると筑摩の日本文学全集を読み始めました。
他がやらないことをやろうというのはすごくあります。だって絵本塾出版が小学館や講談社のマネしたって誰も注目しないでしょ?絵本塾出版らしさを出していく。そこが生きる道だと考えています。作家として目指すところと、出版社として出したいものは基本的に一致していて、
自分にも何かできないか。そう思っていたら、あるとき頭の中にふん水が吹き上がるようにアイデアがあふれだしてきました。キャラクターが浮かびストーリーが走りだしました。朝方4時ごろ飛び起きて、夢中で原稿を書くようなことが何度もありました。
尾下千秋社長が約40年間在籍した図書館流通センター(TRC)は時代の流れにも乗り、数名の会社から今では従業員7000名の図書館総合支援企業に成長しました。それをトップとしてリードしたのはカリスマ経営者石井昭さんです。
1月の社長インタビューは絵本塾出版の尾下千秋社長です。尾下社長は絵本塾出版の前にTRC(図書館流通センター)の社長も務められました。TRCの前身「学校図書サービス」に学生アルバイトとして入った若き日のお話からうかがいます。