
将棋ストーリー「王の腹から銀を打て」第1回
大人はダテに長生きしてるわけではない。からだは大きいし、力は強いし、いろんなことを知っている。だから、子供が大人に勝てることなんて、そんなに...
大人はダテに長生きしてるわけではない。からだは大きいし、力は強いし、いろんなことを知っている。だから、子供が大人に勝てることなんて、そんなに...
めったに雪なんか降らない町で、めずらしく積もるくらいの大雪になったら、それはもうワクワクします。 「やったァ、あしたは雪であそべる! 雪合...
あるとき、編集者のSさんに訊かれた。「風木さん、翻訳はしないんですか?」 「英語できませんから」と答えると、Sさんはきっぱり言った...
イラストレーターの友人知人で「絵本の仕事をしたい」という人は多い。数年で実現する人もいれば10年たっても実現しない人もいる。どこに違いがある...
◆前編はこちら◆ 常連はほぼ顔見知りで、あいさつするだけの人からつい話しこむ人までさまざまだが、不快な人物にあったことはない。年齢も、...
行きつけのバーを持たない人が気の毒だとは言わない。 ただ、こんなときどうするのだろう? 一日の用はすんだ。結果はどうあれ力はつくした。し...
<前回へ> 赤ちゃん向けの絵本は一番難しい。たぶんほとんどの絵本作家・編集者に同意してもらえると思う。理由は一言でいえば「自分と読者の...
◆第2話はこちら◆ 夢を見ているような気分のまま、おじいちゃんとぼくは歩きまわりました。 学校にも、神社にも行ってみました。 どこ...
物心ついたころから本好きだった。そう言うと多くの大人がこう訊いた。「どんな作家が好きなの?」 とても不思議だった。なんてトンチンカンなこと...
◆第1話はこちら◆ 夜になって、おじいちゃんとぼくは、薬を飲んで外へ出ました。 ぼくは砂浜のときを思い出して、あしあとをたどってみよ...