絵本にシリーズものが多い理由『とりがいるよ』と『たまごがあるよ』続き
<前回へ> 赤ちゃん向けの絵本は一番難しい。たぶんほとんどの絵本作家・編集者に同意してもらえると思う。理由は一言でいえば「自分と読者の...
<前回へ> 赤ちゃん向けの絵本は一番難しい。たぶんほとんどの絵本作家・編集者に同意してもらえると思う。理由は一言でいえば「自分と読者の...
◆第2話はこちら◆ 夢を見ているような気分のまま、おじいちゃんとぼくは歩きまわりました。 学校にも、神社にも行ってみました。 どこ...
物心ついたころから本好きだった。そう言うと多くの大人がこう訊いた。「どんな作家が好きなの?」 とても不思議だった。なんてトンチンカンなこと...
◆第1話はこちら◆ 夜になって、おじいちゃんとぼくは、薬を飲んで外へ出ました。 ぼくは砂浜のときを思い出して、あしあとをたどってみよ...
ぼくはじつは編集者でもある。といっても編集した本はまだ1冊だけ。現在進行中が2冊。駆け出しもいいところだから、編集者として編集を語る...
ぼくは幼いころに両親を亡くし、おじいちゃんに育てられました。 おじいちゃんはおばあちゃんに先立たれていましたから、まあ、今思えば、さみしい...
ふとした勘違い・見間違い、と言ってしまえばそれまでですが、奇跡のような偶然が、実に面白そうな幻の本をタイトルや表紙だけ、見せてくれることがありませんか。その現象、実は「バベルの錯誤」と呼ばれているものです(主に私に)。
落とし物はたいてい海の底にあります。 どんなものも、高いところから低いところへ、転がり落ちるからです。 山で落っことした水筒のふただって...
なぜか寒くて雨がちですが「芸術の秋」、観に行って印象的で面白かった展覧会のレポートです。サンシャワー、Triq pinA、アルベルト・ヨナタンの三本立てです。
普通に生きているだけで日々続々と不条理を生み出す「不条理生成生物」とは一体なんでしょう。ヒント、琵琶法師。べべんべんべん。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。