
白黒スイマーズ 第4章 ヒゲの小石チェーン店(1)
無機質な灰色の部屋で黙々ペンペンと作業する謎のフンボルトペンギン達。一方、阿照は大事な小石を奪われそうになり……。小石にまつわるエトセトラ。2019年もペンギン気分でお読みくださいませ!
浅羽容子による絵と脱力ファンタジー小説。4649どーぞ。
無機質な灰色の部屋で黙々ペンペンと作業する謎のフンボルトペンギン達。一方、阿照は大事な小石を奪われそうになり……。小石にまつわるエトセトラ。2019年もペンギン気分でお読みくださいませ!
クラゲに飲み込まれた小石が戻りホッとする阿照。気を落ち着かせるために水を飲む。そんな中、シュレーターズの到着が遅れてしまい、阿照がとった行動とは……!皆さん、忘年会での失態は見逃してあげましょうね。
小石と引き換えに忘年会長となった阿照は、忘年会開催に奔走する。その甲斐あって忘年会は大盛り上がり。しかし、そこに見慣れぬ闖入者が現れ……!?(※今回から、ついにペンギン度100%以下となりました)
皇帝の氷屋に現れたのは、商店街会長の王だった。王は、忘年会の準備をする余裕がないという。そこで、皇帝がある提案をするが……。果たして、今年の忘年会は開催されるのか!?されないのか!?重大案件!
おさかなランチをたらふく食べた阿照は、皇帝の氷屋へ。皇帝は、慈円津の商売への情熱に触発され、新しい商売を手がけていた。そんな氷屋で阿照がペンペンとしていると、ドアに不審な影が……!第3章スタートです!
王の告白寸前に、慈円津似の子供が現れ、事態は急変する。さらに、慈円津の秘密が次々と明らかになっていき……。シュレーターズの激しいロックのリズムに乗って結末へと向かう王の恋。ハンケチ片手にご覧ください。
慈円津の店には、王と入れ違いに地味顔ペンギンの手伝いが入っていた。慈円津は密かに何かを工作中。そして、ついにシュレーターズのライブの日になる。王は、思ってもみないチャンスを得て覚悟を決めるが……。
大穴にいた先客に圧倒された王は、悶々ペンペンとした気分のまま酒屋に戻る。そして、弟・サマ雪の無邪気さ、兄・サマ春の優しさ、さらには魚醤入り清酒魚盛のマーベラスな味わいに癒されるのであった……。
慈円津の店でシュレーターズのプロマイドを見てしまった王。ずっと悶々ペンペンしたままだ。そんな矢先に、慈円津から店の手伝いはもうしなくても良い、と言われ……。恋するペンギン、王のお話、スタートです!
新商品を思いついた阿照と慈円津は、その開発に取り組む。やっと出来上がった商品は、爆発的人気となった。だが、二人の思惑が外れてしまい……。香り高いお話に仕上げました。白いご飯片手にお読みください。