別訳【夢中問答集】第八十八問 大乗の修行者はルールに縛られない?
足利直義:なるほど、そんなものなんですかね…… ところで和尚さま、「大乗仏教の修行者はでっかい目標に向かって修行しているわけなので、戒...
足利直義:なるほど、そんなものなんですかね…… ところで和尚さま、「大乗仏教の修行者はでっかい目標に向かって修行しているわけなので、戒...
足利直義:和尚はこれまでに何度も「仏さまと一般人は違うものではない」と仰いましたが、一方で世間一般の学者の見識についての是非を論じ、修行者た...
足利直義:確かに「禅宗には抑揚褒貶(よくようほうへん)という芸風があって、仏さまや歴代の師匠であってもボロクソに貶したり、逆に必要以上に持ち...
足利直義:そういうことなのであれば、「念仏はアホ向けの方便」などと悪口を言わないで、放っておいてあげるべきなのではないでしょうか? 夢...
足利直義:しかし、実際には大乗の悟りを得ていると評判の立派な人でも念仏修行をしています。 禅師でも念仏に肯定的な意見をお持ちの方がいら...
足利直義:「念仏だって立派な大乗修行だ!」と言っている人もおりますが? 夢窓国師:念仏を唱えるという行為自体には大も小もない。 ...
大乗の修行法に色々な種類があるのは、「大乗仏教には聖人と凡人の区別はない」ということを知ってはいるけれども、その意味がもうひとつよくわかって...
円覚経には、「一切の仏や世界は皆、急に眼を動かした時に現れる空中のチラつきのようなものだ」と書かれておる。 大乗の修行というものは、た...
足利直義:……話を変えさせてください。 「昔のことはいざ知らず、今どきの人にとって大乗仏教の修行は難し過ぎる。さしあたり念仏を唱えてさ...
足利直義:なるほどですね…… 和尚の話を聞いていて思ったのですが、禅宗ではよく教導手法において「理致」「機関」という区別を用いますが、...