
巴陵和尚の吹毛剣 2/3話(出典:碧巌録第百則「巴陵吹毛剣」)
この「サンゴの無数の枝先が月光を受けて輝きあっている」というくだりは、雪竇和尚に負けず劣らずのポエマーだった禅月和尚のポエム「なつかしい友だ...
この「サンゴの無数の枝先が月光を受けて輝きあっている」というくだりは、雪竇和尚に負けず劣らずのポエマーだった禅月和尚のポエム「なつかしい友だ...
さて、ここまで九十九ものお話をしてきましたが、いよいよ百話目となる今回が最終回です。(なんとか上手くまとめられるとよいのですが……) お釈...
洞山和尚は人を教導する際に「認識発生以前のような奥深さをもつやり方(=玄路)」「鳥の飛跡のように痕跡を残さないやり方(=鳥道)」「両手ですく...
達磨大師が少林寺で壁に向かって座禅を続けていた時のことです。 大師は雪の中に立つ青年僧の神光さん(後の二祖慧可和尚)が自分を振り向かせ...
ある時、孚(ふ)上座が揚州の光孝寺で涅槃経の講義をしていると、雪に降りこめられた行脚中の僧が一人、講義を聴きにやってきました。 孚上座...
※タイトル変更のお知らせ ページ開設以来「超訳文庫」のタイトルを使用して参りましたが、今般、「好雪文庫」に名称変更させていただきます。...
保福和尚は長慶和尚がつまらぬ問答を仕掛けてきたので「それじゃあ、仏さまはいったいどういう説法をしたんだい?」とツッコミました。 長慶和...
「仏」のいる世界に長居してはいけません。 長く居すぎると頭に角が生えてしまうからです。 「仏」のいない世界からは一刻も早く脱出してく...
ある僧が大光和尚に尋ねました。 僧:「金牛和尚は食事時になると飯桶を抱えて弟子たちが集まっている部屋に行き、大声で笑って舞い踊りながら...
弦がわずかに動くのを見ただけで曲名を言い当てる。 そんな真のスーパーイントロクイズマスターには、千年に一人出会えるかどうか。 ウサギ...