
趙州和尚、草履を頭にのせる(出典:碧巌録第六十四則「南泉問趙州」)
(前回の話より続く) その後、南泉和尚は一番弟子の趙州和尚の前でこぼしました。 「オマエはおらんかったら知らんと思うが、こんなこ...
(前回の話より続く) その後、南泉和尚は一番弟子の趙州和尚の前でこぼしました。 「オマエはおらんかったら知らんと思うが、こんなこ...
雲門和尚は言いました。 「オマエたち、もしもワシの言っていることの意味がわからないなら、なんとしてでもまず悟りへの入口を探せ! たとえオマ...
雲門和尚は「至宝は各人の中に宿る」と、究極のところをいきなり宣言しました。 それだけでもう充分なハズなのですが、彼は弟子たちのために良...
誰からも教わらない智慧によって仏そのもののハタラキを発揮し、相手を選ばない慈悲によって頼られる前から友となる。 言葉ひとつで活かしも殺...
さて、雪竇和尚のポエムは冒頭にあげた雲門和尚の言葉から「ドラゴンに変化」したという部分を省いた簡潔なものとなっていますが、「雪解け水が押し寄...
雲門和尚の得意技はたくさんありますが、杖を使った説法もそのひとつでした。 実際に彼が杖を掲げると禅の偉大なるハタラキが現れて、人々を悩...
仏さまと人間は本来同じものです。 山や川と私たちの間には何の違いもありません。 にも関わらず、それらがまるで違うもののように見なされ...
とある僧が趙州和尚に尋ねました。 僧:「和尚さま、貴方は「究極の真実に至る道を歩くことは全く難しくない。ただ、選り好みさえしなければよ...
とある僧が趙州和尚に尋ねました。 僧:「ところで和尚、貴方の「究極の真実に至る道を歩くことは全く難しくない。ただ、選り好みさえしなけれ...
極めて強固な鋼鉄の壁を必死に突き抜けようとしてきたが、ようやく突き抜けてみたならば、なんと自分こそが鋼鉄の壁だった・・・ さて、私はい...