X(旧Twitter)でお話しました
みなさまこんにちは。「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「ウニ〜雲丹とキャベツとミョウバンとスプートニクと」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
ウニ大好きなのは日本人だけ?
ホテル暴風雨風オーナーからの質問です。
びっくりするほど美味しいウニと、まあそこそこのウニ(失礼)があるのにはこんな事情があったんですね。
生きたウニはトゲトゲでぱっと見は食べ物に見えませんが、日本以外でも食品として愛されているのでしょうか?— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) February 23, 2024
エッセイに書いてあった、ウニにミョウバンを使うというのが驚きでした。ミョウバンといえば、絵描きにとっては滲み止めの「ドーサ液」の成分などとしてお馴染みです。あとは、煮豆の色をよくするのに使ったりしませんでしたっけ? 魔法の万能薬か何かでしょうか。でもおいしくなくなっちゃうんじゃ万能じゃないのか。
それはさておき、世界のウニ食事情は?
チリやニュージーランドでも食べられているようですが、日本に輸出した方が儲かるので多くが日本に来ています
ロシア産の雲丹も多いです— ぐっちー (@mousou_guccy) February 23, 2024
チリとニュージーランドとロシアへ俄かにわいてくる親近感。同じ釜の飯を食うという表現はありますが、同じ生き物食べる仲間というのも世界に目を向けると貴重なものです。
が、お仲間の皆さんも日本ほどウニを珍重しないということですね。
ウナギとかマツタケとか、日本人だけが食べまくってるものってけっこうありますよね。日本人の味覚はそんなに独特なのでしょうか。。。
— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) February 23, 2024
日本が独特とも考えられるし、「このエリアでしか食さない」たぐいの食べ物が世界各所にあるはずだとも考えらえます。そういうの面白くていいですよね。
何がそうさせるのでしょうか
閉鎖性が高ければ独自の文化が育ちやすいと思いますが、食に関しては飢餓による退っ引きならない事情も重なって、さらに先鋭化されそうです— ぐっちー (@mousou_guccy) February 24, 2024
他に食べ物がなければそれしかない、となりますからね。
背に腹はという状況で食べ始めたものでも、調理法を工夫して美味しくしてしまうのが人類の叡智で、独特で美味しいものが世界中にあるのは素晴らしいです。人間の欲望万歳。「妄想旅ラジオ」ではポチ子さんの「食」パートで、世界の美味しいお料理のお話が聞けて楽しみでした。妄想旅ラジオ放送が終了してしまった今は、最近しばしばぐっちーさんがゲスト出演される「コトブキ旅日記」が楽しみです。
風オーナー、ありがとうございます!
すばらしきウニ殻の世界
ウニといえば気になっていたことがあるのです。それは、「ウニ殻問題」です。
ぐっちーさんに質問です!
ウニ殻の色や形はかわいいので好きです。写真のようなウニ殻を海岸で拾うという話を聞いて、私も探してみたいなと思います。でも今ひとつ、トゲトゲのウニからこうなる途中がイメージできません。これは相当長い時間が経って、トゲが抜けて分解された姿なんでしょうか? pic.twitter.com/JWmxdH5VCr— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) February 23, 2024
ウニの殻ってかわいいじゃないですか。ね? かわいいですよね?
でもこういう殻のウニって、トゲがない種類なの? トゲが取れてだんだんこうなるの? だとしたら途中はどうなってるの?
ウニ殻好きのみなさん、気になりませんか。
棘と殻は関節のようにつながっていないので死んだら殻だけになってしまいます
1週間程度でそのようになることもあります
殻の中に砂を詰めて文鎮にすることもできますよ
売ったら買う人いるかな— ぐっちー (@mousou_guccy) February 24, 2024
トゲトゲのイガグリみたいなウニがこうなるのか! しかも1週間で
ていうか、ぐっちーさん、もしかしてウニ殻コレクションをお持ちなの?
いいないいな〜。
ぐっちー印ウニ文鎮店始めませんか?
ホテル暴風雨オンラインストアで販売しますか?
あっそうだ、ウニといえばもう一つ気になってたことが。
買う人いると思います! 私も欲しい……
というか、アクセサリーパーツ屋さんで売ってた気もします
砂をつめて文鎮いいですねところで、ウニには管足という足があると昔習いました。それも殻と関節でつながってないんですか?
— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) February 24, 2024
「管足」という言葉が妙にかわいらしい字面なのでよく覚えているんです。
管足はトゲとは別物で、ヒトデの足と同じです
ヒトデと同じ仲間なのでウニ、5が共通する数字です— ぐっちー (@mousou_guccy) February 24, 2024
何!? たった5本なの?
もっといっぱいあるのかと思っていました。
(トゲとトゲの隙間に足があるようなイメージ)
死んだら足も簡単に殻から取れちゃうんでしょうか?— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) February 24, 2024
てっきりトゲの数くらい足があるかと思ってました。
中学か高校の生物で習って、トゲとトゲの隙間に小さな足がいっぱいあるような図をみた気がするけれど夢だったのかもしれません。
で、ウニの足はどうなっちゃうの。トゲと同様すぐに抜け落ちてしまうんでしょうか。足なのに。
すぐにバクテリアなどによって分解されるのだと思います
ウニは“あしがはやい”です— ぐっちー (@mousou_guccy) February 25, 2024
ほー。
さすが、なかなか食べられない高級食材。逃げ足が早いというべきか。
ヒトデは足ごと残って あしがおそそう
なのに!😆
同じ仲間でも随分違いますね— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) February 25, 2024
ヒトデは足ごと残ってますからね。ウニ殻同様、アクセサリー的に人気があるようです。確かにヒトデもかわいいです。星みたいで。
シャルル大熊さんからもコメントいただきました。
ウニのカラってこんな美しいんですか。美味しいだけじゃない。ウニはすごい生き物だ!
— シャルル大熊 (@charles_okuma) February 24, 2024
ですよね!!
まとめますと、
ウニの素晴らしさ
- 幼生がかわいい(スプートニク型)
- トゲトゲの姿も愛嬌がある
- 食べて美味しい
- 殻が美しい
という感じでしょうか。他にもありそうでならない「ウニの素晴らしさ」をご存知の方ぜひご一報を。
シャルル大熊さん、どうもありがとうございます!
さてページトップの絵、今回はただひたすらにウニの素晴らしさを訴えたつもりでしたが、どうも「殻の美しさ」に偏ってしまったきらいがあります。だってかわいいですもん、ウニの殻。
では今回はこれにて。
次回エッセイのテーマは、「ナナフシ」。妄想旅ラジオ第96回「ナナフシ」 と関連した内容になります。少し久しぶりの感じがある「昆虫」の登場です。ラジオでは、ぐっちーさんが「作文家」になったことをカムアウトするという、当ホテル暴風雨にとっては記念すべき回ですよ! ぜひラジオを聴いてナナフシについて予習しつつ、エッセイもどうぞお楽しみに。