【 魔の湖底 】(3)

【 魔の湖底 】(3)

人と会話しているとき、相手が笑顔であれば、大抵の人はほっとする。安堵して話をすることができる。しかし例外もある。相手が笑顔や微笑をこちらに向...

【 魔の湖底 】(2)

【 魔の湖底 】(2)

ガランとした食堂の端で、賑やかな大学生の団体さんの脇でひとりで夕食、という状況はやはり「酒を飲もうか」という気分からは程遠いように思われた。...

【 魔の湖底 】(1)

【 魔の湖底 】(1)

「今年は明智光秀の年」と言えば多くの日本人は即座になんの話かわかるだろうし、説明の必要はないように思われる。その麒麟は次の日曜日、1月5日(...

【 魔の帰巣人形 】(16)

【 魔の帰巣人形 】(16)

教会周囲の夜景を見たいと思った。とはいえ、こんな真夜中に城塞のような教会内で迷ってしまったら大変だ。右手に握っている懐中電灯が心強かったが、...

【 魔の帰巣人形 】(14)

【 魔の帰巣人形 】(14)

たった1本のロウソクの炎。その輝きだけで見る人形はじつに不気味だった。しかしTTはロウソクの光だけでものを撮影したことがなく、その独特の揺れ...

【 魔の帰巣人形 】(12)

【 魔の帰巣人形 】(12)

「こんな光景を見たことがあるか?」とTTは言った。それは彼が実際に見た光景だった。津波災害により、山のように積まれた瓦礫とゴミの山。周囲を見...