【 魔談535 】モンマルトルの画家たち(36)
【 酒場の歌手 】 ふと気になって腕時計を見た。午後11時を回っていた。店に来たのは午後5時頃だったので、なんと我々は6時間ほど飲んでいる...
「魔」の一字をこよなく愛する筆者が語る様々な魔の話。垣間のぞくダークサイドをお楽しみください。
「魔」の一字をこよなく愛する筆者が語る様々な魔の話。垣間のぞくダークサイドをお楽しみください。著者:北野玲
【 酒場の歌手 】 ふと気になって腕時計を見た。午後11時を回っていた。店に来たのは午後5時頃だったので、なんと我々は6時間ほど飲んでいる...
【 画廊酒場 】 画家が集合する酒場、なんて初めて見た。もちろん画家以外の客も大勢いるのだろうが、「あきらかに画家」といった風情の客があち...
【 帰 国 】 私は改めて貞子をまじまじと見た。この笑顔の絶えない初老の婦人は、どうやら相当に波瀾万丈の人生を送ってきたようだ。 夫が(...
【 ローズ 】 マリアンヌがけげんな表情で私を見ている。娼婦が私に(旧知のように)声をかけてきたからだ。娼婦が私を「アーミー」と呼んだのに...
【 ノンアルコールワイン 】 マリアンヌ、ピエール、私の3人はカウンターに行って空のジョッキを受け取った。私のワイン代は貞子が払った。この...
【 魅力的な提案 】 さて話はその日の夕方に飛ぶ。私はモンマルトルの酒場で飲んでいた。 じつは貞子、マリアンヌ、ピエールの3人が「酒をお...
【 ダーマトグラフ 】 魔談で「画材を語る」なんてことは今までの記憶にないが、今回は滅多にない機会なので、ダーマトグラフについて語りたい。...
【 2枚目の依頼 】 貞子デッサンは、(自分で評価などできないが)まあまあ、うまくいった。 いつも「20分人物デッサン」をするたびに思う...
【 人物デッサンの20分 】 前回の「魔談」を読んでくれた友人から「人物デッサンの20分というのは、なにか理由があるのか」と質問が来た。こ...
【 貞子デッサン 】 ピエールの依頼に私は応じることにした。 「いいですよ」 私は机上のスケッチブックを自分の側に戻した。向きを変えて...