
【 魔談483 】夜景
【 曜日感覚後退 】 延暦寺に到着してからこれまで綴ってきた経過を整理すると、以下のようになる。 ……………………………………… 【 ...
「魔」の一字をこよなく愛する筆者が語る様々な魔の話。垣間のぞくダークサイドをお楽しみください。
【 曜日感覚後退 】 延暦寺に到着してからこれまで綴ってきた経過を整理すると、以下のようになる。 ……………………………………… 【 ...
【 唯一の持参本 】 以前にも触れたが、延暦寺で腕時計は禁止だった。延暦寺に到着した時点でかずくんが自分の腕時計を外してリュックサックに入...
【 あかんものはあかん 】 空腹ががまんできないことを若い僧に訴えて以来、かずくんは変化した。驚くほどに(その当時の私は本当に驚いたのだ)...
【 子ども時代を語る効果 】 ホテル暴風雨の客室を1室いただき、毎週金曜日の連載エッセイ「魔談」を開始していなかったら、たぶん私は延暦寺体...
【 空腹限界 】 座禅をしている最中というのは、 ・体:じっと座ったままで動かない。 ・目:半眼でぼうっと前方下方を見ている。 ・意...
【 夜明けの座禅 】 遠くの方からカーン、カーン、カーン……と鐘の音が近づいてきた。 普段の生活ではこの程度の音で目が覚めるはずはないの...
【 クロッキーブック 】 魔談愛読の愛弟子から質問メールが来た。 「60年前のことなのに、どうして昨日のことみたいに書けるのですか?」 ...
【 なにもかも修行の異世界 】 延暦寺に私を誘ったとき、篠田先生は「好きなように見学しておればいい」と言った。「(延暦寺の)どこでも勝手に...
【 作務という修行 】 「作務にも色々あってな」 「さむ?」 かずくんは小枝を拾ってきて土をひっかき「作務」と書いた。 彼の説明...
【 しきたり 】 かずくんはいきなりゴロンと腹ばいになった。目の前にお坊さんがいないことと、見慣れた狭い休憩部屋にきたことで、やっと緊張か...