白黒スイマーズ 第11章 ペンギン世界の崩壊(1)
鈴子にモテたいがために、氷屋の空き巣退治に挑む阿照。一方、ハネムーンから帰った黄頭とマリンとクラゲを待っていたのは、重大な調査依頼だった。次々と起こる異変に、平和だったはずのペンギン世界が崩れ始める!
浅羽容子による絵と脱力ファンタジー小説。4649どーぞ。
鈴子にモテたいがために、氷屋の空き巣退治に挑む阿照。一方、ハネムーンから帰った黄頭とマリンとクラゲを待っていたのは、重大な調査依頼だった。次々と起こる異変に、平和だったはずのペンギン世界が崩れ始める!
動くペンギンモアイの解決策を見出した慈円津。しかし、それは解決されたようで、されてなく!?問題は残しつつも何となく一件落着。一方、阿照の恋路に一筋の光が差す出来事が起こる。災い転じてペンとなす!
動くペンギンモアイの調査に、元ミステリアス研究会の慈円津が乗り出す。現場に向かうバスの中で偶然会った真軽仁サラ世も加わり、なんとも頼りない二人で調査することに。手強い怪事件、さぁ、解決できるのか!?
ペンギンモアイで鈴子とすれ違って会えずじまいの阿照は、大量の土産品を購入し、傷心のまま帰宅。しかも、不運は重なる。話の流れで、慈円津とパワーストーン店に行くが、そこにいたのは鈴子……ではなく!?
阿照のプロマイド店がまさかの繁盛。毎日忙しい中、王からある情報を得た阿照は店を臨時休業にして外出してしまう。行き先は、アッツイ区の観光地のペンギンモアイ。しかし、なぜそこに行く!?新章スタート!
希少動物保護センターからマリンを救出することに成功した黄頭だが、背後から何かが追ってくるのに気づく。そして、次々と襲い掛かるピンチ。黄頭とマリンは、無事ペンギンの世界へと帰還することができるのか!?
翼マシーンを装着し、大穴に飛び込んだ黄頭。ペンギンの世界の下には、未知の異世界が待っていた。そして、この奇妙な世界にマリンは必ずいる。発明品の数々を携え、黄頭の愛がマリン目掛けて突っ走る!
黄頭の噂の真偽が分からず、以前に夜の大穴で出会った黃頭を思い出し悩む王。一方、黃頭はクラゲとともに数々の発明品を生み出し、長年の目標に向かい着々と準備を進めていた。そして、ついに決行する日になる。
ライブハウス「フィッシュぼーん」に、新機材の納品に訪れた黃頭とクラゲ。岩飛と王はその非凡な発明に驚く。そして、話の流れで王が何気なくクチバシにした言葉が、黃頭の秘密に触れてしまい……。新章スタート!
阿照のパワーストーンを追い古潟が地中へと続く水道管に流されていった。その連絡を受けた羽白は、緊急事態に凍りつく。古潟の行き着く先に待ち受けているものとは!?そして、新しい商売は開店できるのか!?