Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「妄想生き物紀行 第23回 ジャガイモ〜選抜育種の歴史とマイフェアレディ」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただき、そしてポッドキャスト「妄想旅ラジオ」第23回「ジャガイモ」もお聴きになるとより楽しめる内容です。
大自然の偉大さに触れる
さて、先週のエッセイをお読みになった方ならバッチリかと思いますがちょっと復習しますと、「ゲノム編集は、自然にも起こり得る変異を人為的に起こす」技術といえます。
それをふまえて坂の餅さんからのコメントをご覧ください。
言葉が組み換えられている箇所がありましたが、これは人為的なものですか?それとも大自然のイタズラでしょうか?
ちなみにセブンイレブンの『厚切りポテト石垣の塩味』を食べながら読みました。遺伝子についての表記はありませんでした。
— 坂の餅 (@korogaru40) May 12, 2021
厚切りポテト石垣の塩、美味しそうですね。それはさておき、言葉の組み替え??
どちらでしょう?
もしかしたら間違いかもしれないです— ぐっちー (@mousou_guccy) May 12, 2021
大自然の間違いかも知れませんね。
— 坂の餅 (@korogaru40) May 12, 2021
大自然の間違いが!? それは気づきませんでした😓(……ど、どこに?)
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) May 12, 2021
原稿を書いたぐっちーさんも、事前にチェックして公開した私も気づかないうちに変異が起こったようなのですが……
『選抜育種には遺伝子の変異が必要で、この変異を起こすためには「おしめ」とめしべを交配させることが不可欠である。』となってました。
多分、おしべとめしべが交配し変異が起こったのではないかと思います。
— 坂の餅 (@korogaru40) May 12, 2021
なんと!
これは恥ずかしい
ご指摘ありがとうございます— ぐっちー (@mousou_guccy) May 12, 2021
なんとなんと!!
おしめ🤣🤣🤣🤣🤣
……スミマセン人ごとみたいに大笑い🤣さすが大自然!
坂の餅さんありがとうございます。
大自然だけに自然になおったみたいですm(_ _)m— SAITO Ukyo (@ukyo_an) May 13, 2021
なんとなんとなんと!!!
遺伝子も自己修復するらしいですもんね。
大自然の偉大さですね!— 坂の餅 (@korogaru40) May 13, 2021
はい、そういうわけで自己修復されたため、もう「妄想生き物紀行」におしめはありません。おしべはあるので読み返したい方はこちら からどうぞ(^^; 大変失礼いたしました。
ところで何か心残りが……ありませんか?
🤣
ところで今更気になってきましたがセブンイレブンの『厚切りポテト石垣の塩味』は美味しかったですか?— SAITO Ukyo (@ukyo_an) May 15, 2021
これですよ!
美味しかったです。
でも私が一番好きなのはカルビーのポテトチップスですね。あれにはやみつきにさせる何某かが絶対入ってますね。
ビールを飲みながら、寝っ転がって小説を読みながらカルビーのポテチを食べると信じられないくらいのリラックス効果があります。— 坂の餅 (@korogaru40) May 15, 2021
ゲノム編集で魔法成分を入れてあるんでしょうか?
最新回の妄想旅ラジオで『ポテチを食べる時は音と食感が大事』という話がありましたが、私は袋を開けて1日経って湿気ったポテチも好きです。
ケロックは牛乳にしばらく浸したふにゃふにゃが好きですし、海苔はご飯に引っ付いたふにゃふにゃが好きですふにゃふにゃ— 坂の餅 (@korogaru40) May 15, 2021
ケロッグふにゃふにゃ派はけっこういますよね。湿ったせんべい派とかおでんのはんぺんふにゃふにゃ派とかも🍴おにぎりの海苔も論争を呼びがちですが私はパリパリもしっとりも好きです 話が逸れてしまいましたがセブンイレブン石垣の塩買ってみようかと思ったけどやっぱりカルビーかという気分です👍
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) May 16, 2021
海苔といえば私は昔、海苔の「裏側」(ザラザラした方)のほうが美味しいと思って、おにぎりに巻くときなど裏表を逆にしていたことがあります。推奨されない状態とか食べ方とかが妙に気に入ってしまうことはありますよね。
坂の餅さん、どうもありがとうございます!
アンドロイド下町娘、その名もエピゲノム
ところでみなさま、下町娘を社交界デビューさせる計画はご記憶でしょうか? トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】さんからこんなコメントをいただきました。
遺伝子組み換え:整形外科手術
ゲノム編集:高級美容液
の喩えが面白かったです🙂その比喩で言うと
ジャガイモ🥔で、接木を利用したエピゲノム編集(穂木からRNAが移動して、台木の側の標的遺伝子を編集)の新技術がありますが、これは何に喩えたら面白いでしょうか?https://t.co/qkAs7nrISp
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) May 13, 2021
下町娘、接木される!?
アンドロイドなんかどうでしょう?
— ぐっちー (@mousou_guccy) May 13, 2021
おお、下町娘がすごいプロジェクトに巻き込まれる予感がしてきました。
アンドロイドのまま、次世代を繋いでいける、『ブレードランナー2049』の世界ですね。
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) May 13, 2021
ついに機械の体に!
詳細はこちらに
CiNii 論文 – 接ぎ木を用いたエピゲノム編集ジャガイモの開発研究https://t.co/o3JCdILxHM #CiNii
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) May 13, 2021
それにしても接木で遺伝子を編集って、すごくないですか?
すごい技術があるのですね!😮
接木というところからは義肢や義歯を連想します。装着すると顎や全身の骨が丈夫になる入れ歯とか、装着部分に限らず運動神経がよくなる義足とか、あと一度つければ視力回復するコンタクトみたいな?(そんなモノないのでたとえというより、そのものですね😓)— SAITO Ukyo (@ukyo_an) May 15, 2021
特定の遺伝子の発現を抑制できる仕組みなので、もともと持っている遺伝子のスイッチングでできること限定ですが、花粉症とか、過剰な免疫にブレーキをかけるのはできそうですね。血液型をABからOに変えたりも?(あくまで妄想ですけど。)
義歯に仕込むの、スパイ映画みたいでかっこいい🕵️♀️
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) May 15, 2021
確かに別人(や、別生物)の遺伝子を付け加えるような技術ではないですね。義歯で下町娘の歯列矯正だとか、そんな感じか、それともスパイに転向か?
実は最初にスペースコブラという漫画が思い出されました
左腕がサイコガンという銃でできていて、一種のアンドロイドです— ぐっちー (@mousou_guccy) May 15, 2021
宇宙海賊ですね。
植物人間ターベージ🌱と、クリスタルボーイ💎は、小さいトラウマです。
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) May 15, 2021
懐かしいですね
よくご存知で!— ぐっちー (@mousou_guccy) May 15, 2021
スペースコブラ、知らなかったのですが植物人間ターベージにクリスタルボーイ、気になるので調べてみました。この絵見ただけで面白そうなアニメ版「スペースコブラ」はアマゾンプライムビデオでも見られるようですよ。フムフム。
コミックの絵はアメコミっぽくてカッコいいですね。トリフィドさん、ありがとうございます!
ジャガイモ料理にビッグ果物
お次は現実のジャガイモの話に戻りまして、シャルル大熊さんからの質問です。
ぐっちーさんに質問です。いちばん好きなジャガイモ料理は何ですか? わたしはカレーに入ったメークインです。
— シャルル大熊 (@charles_okuma) May 15, 2021
いいですね、ねっとり、つるんとした食感がカレーにぴったりなんですよね。ぐっちーさんのお気に入りは何でしょうか?
ジャガイモはおでんの最後に残った男爵ですね
形が崩れて、出汁と一体となった液体をうどんと一緒に食べると格別です— ぐっちー (@mousou_guccy) May 15, 2021
最近「ぼったくり」が超話題の「男爵」ですがやっぱりジャガイモですよね。ああ、これもほんのり禁断の香りのする、湿ったポテトチップス的な美味しさじゃないでしょうか、みなさま、それに坂の餅さん!
続いて風オーナーからの質問を。
ぐっちーさんに質問です。ぼくは果物が大好きなのですが、近年の果物の大型化には目を瞠るものがあります。絶対何か新技術が導入されたのだろうと感じるのですが、ゲノム編集がそれなのでしょうか?
— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) May 15, 2021
いちごとかぶどうとか、妙に大きくて立派なのが増えた印象はあります。大きければいいってもんでもないでしょうが、大きいことで食感が増すことも多いですし、とにかく目を引きますね。これもゲノム編集?
ありがとうございます
果物の大型化ですが、具体的なデータが見つかりませんでした
ただ、同じ種類が極端に大きくなったらビックリしますね
ゲノム編集は基本的に今ある機能を停止させる方向で働きます
途中で成長を止める遺伝子があって、それを停止させれば大きくなります
なのであるかもしれません— ぐっちー (@mousou_guccy) May 15, 2021
これ以上大きくさせないと遺伝で決まっているとしたら、それを停止させて大きくできるのですね。ありそうな感じはしますね。
考えてみると栽培の歴史そのものがすごすぎます。たとえば野生のバナナなんて、種だらけで小さくてあまり食べるところがないと聞いたことがあります。それが今のバナナになったと思うと、ゲノム編集以前から「魔法」はあったんだなと思わずにはいられません。
シャルル大熊さん、風オーナー、ありがとうございます!
魔法といえば魔法のように美味しいあのポテトチップから着想して描いたのが今回の絵です。(※注:あくまでも作者の妄想です)
では今回はこれにて。
次回のテーマは「ワニ」です。予習がてら妄想旅ラジオ第24回「ワニ」もぜひ!第23回に続きたまさんがお休みで、スペシャルゲストに人気番組「世界一周! チラ見の世界史」のパーソナリティー、たけちよ先生を迎えたトークが聴けます。クロコダイルとアリゲーターの違い、ワニ釣りとは何か、ワニはどんな味? などなど盛りだくさんです。
では次回もどうぞお楽しみに。また来週、こちらのサイトで、そしてTwitterでお会いしましょう!
ご意見・ご感想・ぐっちーさんへのメッセージは、こちらのコンタクトフォームからお待ちしております。
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