なにわぶし論語論 第13回「禄を干(もと)めんことを学ばんとす」孔子の就職セミナー
「子張、禄を干(もと)めんことを学ばんとす。子曰く、多くを聞きて疑わしきを闕(か)き、慎んで其の余を言えば、則(すなわ)ち尤(とが)寡(すく...
日々の通勤電車の中で僕が考えていること
「子張、禄を干(もと)めんことを学ばんとす。子曰く、多くを聞きて疑わしきを闕(か)き、慎んで其の余を言えば、則(すなわ)ち尤(とが)寡(すく...
「子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動、仁者は静。知者は楽しみ、仁者は壽をもてす」 (雍也編二十三) 三文で起、承、転...
「その鬼にあらずして之(これ)を祭るは諂(へつら)うなり。義を見て為さざるは勇無きなり」 (為政編二十四) 表題の「義を見て為さざるは...
「子曰く 君子は周して比せず。小人は比して周せず」 (為政編十四) 君子は、公平であって、党派、仲間で贔屓をしない。小人(小人物)は、...
「子曰く 之(これ)を道(導)くに政(まつりごと)をもってし、之を斉(ととの)うるに刑をもってすれば、民 免れて恥無し。之を導くに徳をもって...
子曰く 詩三百、一言もってこれをおおえば、曰く、思い邪(よこしま)無し (為政編二) 「詩三百」と言うのは、「詩経」に掲載されている詩...
有子曰く、信 義に近ければ、言復(ふ)むべし。恭 礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因(よ)ること、其の親(しん)を失わざれば、また宗(たっと)...
子曰く、父在せば其の志を観よ。父没すればその行いを観よ。三年 父の道を改むる無くんば、孝と謂うべし。(学而編十一) 以前にも書いたが、...
子禽(しきん)、子貢(しこう)に問いて曰く、夫子(ふうし)のこの邦(くに)に至るや、必ず其の政(まつりごと)を聞く。之を求めしや。抑(そもそ...
最後の一句はあまりにも有名。だが、実行するのは難しい。 孔子自身は、かなりよく実行していたようで、論語の中にも、弟子たちが孔子に対して意見する場面が何回も出てくる。もちろん孔子も、いつも機嫌よく弟子たちの批判を受け入れるばかりではない。