Psychic VR Lab 山口征浩社長第4回

サイキックVRラボの山口征浩社長インタビュー、いよいよ最終回となりました。意外なことに(?)現実が大好きだという山口社長に、ヴァーチャルリアリティー(仮想現実)がどんな風に私たちの生活に入ってくるのかお聞きしました。


新しいサービス、新しい市場、新しい文化を作る。
株式会社Psychic VR Lab(サイキックVRラボ)山口征浩社長

山口征浩社長

将来VRでいろんなことができるようになったら、人はうちから出なくなるんですか?

「いえ、VRはすべてうちですますためにではなく、もっとアクティブに生きるのを助けて、より人間らしい生活を彩るように進化していくと思います。
フェイスブックでつながるようになって人と会わなくなったかというとそうじゃないですよね。旧い友達と連絡取れるようになって、お互いの近況がわかると会いたくなるじゃないですか。
ネットで海外の情報が増えたら旅行に行きたくなるし、食べログで美味しいお店見つけたら食べに行きたくなりますよね。

VRは現実の代わりではなく、今までなかった新しい体験です。それが加わることによって選択肢が増え、生き方の多様性が増えるということです。
VRに引きこもる人もいるかもしれないけれど、それは多様な選択肢の一つで、大多数の人は出て行くと思います」

「ぼくはVRを毎日触ってますけど、現実大好きな人間です。
現実にあるものは現実で楽しむのが一番と思っています。
現実では伝えきることのできない価値を伝えられることこそVRの最大の魅力だと思います。
VRが発達しても現実の価値が失われるわけではない。今の価値がなくなるのではなく、新しい価値が生まれるんです。

ぼくらが作っているショッピングサービスは、既存のサービス・事業と競合したり、置き換えたりするものではないです。
今までなかった新しいサービス、新しい市場、新しい文化を作る。そこにこそVRの存在意義があると考えています。
まあオキュラス(注1)出たときのキャッチコピーは『さらば現実』でしたから(笑)、VRやろうという人の中でもいろいろな哲学があるとは思いますけどね」

最後にお好きなホテルを教えてください。

「バーチャルホテル。現実にはどこにでもあるようなホテルかもしれないし、カプセルホテルかもしれない。でもVRで宇宙空間や大昔の地球での宿泊が楽しめるホテル。そんなホテルに泊まりたいです」

さすが山口社長らしいお答えですね。ぜひ実現してください。近いうちに。
お話ありがとうございました!

(※注1:オキュラス社によるVR用デバイス)


山口征浩(やまぐちまさひろ) 1977年生まれ
株式会社Psychic VR Lab代表取締役。VRを用いて超能力と魔法の使える社会の実現を目指す。13歳よりプログラミングを始める。同志社大学工学部中退。20代後半にマザーズ上場テクノロジー企業の経営を経験。31歳のときMITへ2年半の留学。2014年VR研究開発部門Psychic VR Labを立ち上げ2016年法人化。


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