第111話 オリジナルリ水玉

家のリフォームはまだ7割くらいしか出来ていませんが、残り3割は住みながらやることにしました。



マンション内の引っ越しなので、誰ともお別れしないし、ピアノ以外は全て自分達で運べたし、良いこと尽くしでした。

さらに嬉しいことに、同じマンションの友達Aさんの部屋と近くなりました。

前は1分かかってたのが20秒で行けます。

先日、Aさんからラインがきました。

この模様、ルリ水玉というそうです。

後日、本漆ではなく新漆という短時間で乾く漆で、金継ぎを教えてもらいました。


Aさんのお仕事はスタイリストで、私はAさんのセンスの良さにいつもうっとりしています。

蓋の欠けた部分はこんな模様にしました。

水玉の部分はくぼんでいるので、金継ぎ初心者の私でも塗りやすかったです。

裏返したらこんなサプライズも……

見たことありそうでない、オリジナルなルリ水玉が出来ました。

(津川聡子 作)


*編集後記*   by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟

津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第111話 オリジナルリ水玉」いかがでしたでしょうか。

「ルリ水玉」見たことあるけれど、名前は知らなかった〜! と思われた方も多いのでは。私もです。昭和の名品、そのまま使ってもおしゃれですが、一手間加えてますますサトコさんテイストに。この器にプリンが入っていたら最高です。お友達のAさんの部屋まで1分かかってたのが20秒になって近くなったというマンション内引越しあるある(なのかな?)もいいお話。スープも冷めないアイスも溶けない距離。住みながらのリフォームの続きも、なんだか楽しみですね♪

「やっとこ! サトコ なう」へのご感想・作者へのメッセージは、こちらからどしどしお待ちしております。

ホテル暴風雨にはたくさんの連載があります。小説・エッセイ・詩・映画評など。ぜひ一度ご覧ください。<連載のご案内>