第118話 夢を抱えて

今年の春から家のDIYリフォームを始めて…




そして、あれよあれよと12月になってしまいました。

落語で、蕎麦の先っちょにほんの少しだけつゆをつけるのが粋な食べ方だと講釈していた江戸っ子が、死ぬ前に、「一度でいいからたっぷりつゆにつけて蕎麦を食べてみたかった」と言う小噺があります。

このままでは私も


…なんて言ってる場合ではありません!

今年中に夢を叶えようと決心し、ホテル暴風雨オーナーで、この漫画の編集後記を書いてくださっている斎藤雨梟さんと、YouTubeまさこさとこチャンネルの相方、山本正子さんに遊びに来てもらいました。

子ども抜きで、大人同士でプレゼント交換なんて本当に久しぶりでした。

みんなでマンティも作り、いつかマンティパーティをやってみたいという夢も叶いました。

あっという間に時が過ぎ…

駅まで一緒に歩くことにしました。

✴︎

ところで、家から駅まで行く途中に、気になる柑橘の木があります。

毎年、実が色付くにつれて冬の訪れを感じていました。

吉ちゃんが小さい頃も

八ちゃんが産まれてからも

冬になるとこんな会話をするようになって、もう15年くらい経ったでしょうか。

✴︎

正子さん、雨梟さんと三人で駅へ向かう道すがら

2週間後はもう来年!

今年の漫画はこれが最後になりました。

2022年もご愛読いただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまの夢も、大きな夢、小さな夢、たくさん叶いますように…

(津川聡子 作)


*編集後記*   by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟

津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第118話 夢を抱えて」いかがでしたでしょうか。

はい、ニューサトコハウスに招かれた幸せ者ですこんにちは。隅々までセンスと工夫と汗と涙で作り上げたお家、本当にステキでしたが、中の様子を口外したら絶交と言われているので残念ながら言えません……なーんてわけはなく、聞かれたらいくらでも自慢しちゃいそうですが、新居の様子は来年も漫画に登場すると思いますのでどうぞお楽しみに!

憧れの謎の柑橘、一体どんなものだったんでしょう? 来年もみなさんが、夢の果実を手にできますように。本年もご愛読、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

「やっとこ! サトコ なう」へのご感想・作者へのメッセージは、こちらからどしどしお待ちしております。

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