誰かのために 第十四話
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十四話。俄かには信じがたい、梅木浩子の妄想。でも、柏の宮町の宝、幻のりんごの美味しさが、妄想に現実味を与える時、林檎の守り人を守ることこそが、この町に明るい未来をもたらす、のかもしれません。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十四話。俄かには信じがたい、梅木浩子の妄想。でも、柏の宮町の宝、幻のりんごの美味しさが、妄想に現実味を与える時、林檎の守り人を守ることこそが、この町に明るい未来をもたらす、のかもしれません。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十三話。問題山積の柏の宮町ですが、実はあるお宝が潜んでいました! でもそのお宝こそが、次なる火種になるとは……
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十二話。梅木の秘密の相談によると、おもいやりんごが再起動しそうなのはいいことだけれど、そのために、いろいろゆるゆるな柏の宮町は新たな問題に直面しそうです。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十一話。おもいやりんごは、このまま消えていくことはなさそうです。一方、小田原泉は、柏の宮町のしがらみに絡め取られてしまいそうです。
大日向峰歩 作・エッセイ『心を紡いで言葉にすれば』第6回。「相手の身になる」ということについて、心理学の観点から解説を試み、利他とは何かについて考えてみます。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第十話。利他的利己主義と利己的利他主義の違いとは? 「誰かのために」の〝誰か〟とは一体誰なのでしょうか。小田原泉による考察は、休止中の〝おもいやりんご〟を救うことになるのかもしれません。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第九話。〝寛容のパラドックス〟を貫くことの難しさを知る梅木浩子。この町が何故混乱することになったのか、小田原泉の考察が続きます。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第八話。流されるまま、町政へコミットしていく小田原泉。町長室での、ある女性との出会いが、二人を、そして柏の宮町を、思いもよらぬ未来へ導くことになるのです。
大日向峰歩 作・エッセイ『心を紡いで言葉にすれば』第5回。視点を変えて物事を見つめることについて、その発達的なメカニズムを説明し、視点を変えることの意義を問います。
大日向峰歩 作・小説『誰かのために』第七話。共通の敵は、レンタルルームを使いたい二人の距離を縮めた。そしてひょんなことから、町長の肝煎りにも関わらず、目下停止中の「おもいやりんご」に関わることになっていくのだが……。