「善悪と因果の関係について」 第5話(出典:善悪因果経)

ブッダ「わっはっは! そんなに心配することはないぞ!
ちゃんとそうならないためのやり方も教えてやるからよく聞きなさい。

いいか?悪いことをしたら悪い結果が待っているということはよくわかったよな?
それではいったいどうしたらよいのかといえば、逆に善いことをすればいいのだ。
善いことをすれば善い結果を得ることが期待できる。少なくとも悪い結果にはならないものだ。

「善いこと」とは具体的にどういうことか?

例えば君たちの中に、道を学ぼうとしている人たちのための施設を造るヤツがいたならば、そいつは必ず国王に生まれ変わって大勢の国民に慕われるだろう。

重要文化財を保護するための施設や図書館を造るヤツがいたならば、そいつは必ず大臣や地方自治体の長に生まれ変わって何不自由なく暮らせるだろう。

分け隔てなく人と接してよくないところがあれば直させるヤツがいたならば、そいつは必ず大金持ちに生まれ変わって皆の尊敬を集め、どこに行っても丁重にもてなされるだろう。

ケチケチせずに優しい心をもって困っている人を養うヤツがいたならば、そいつは必ず大金持ちに生まれ変わって一生の間衣食に困らないだろう。

人に飯を食わせるのが好きなヤツがいたならば、そいつは必ず賢い人間に生まれ変わって長生きするだろう。

動物に施せば、その百倍の報いが来世で得られる。
動物レベルの悪人に施せば、その千倍の報いが来世で得られる。
真摯に道を学ぼうとしている人に施せば、その一万倍の報いが来世で得られる。
自らが師となって私が説くような正しい教えを広め、たくさんの人を正しい道に引き入れるような人に施せば、膨大な報いが来世で得られる。
私のような「悟った人」に施せば、無限大の報いが来世で得られる。

来世をラッキーでハッピーこの上ないものにしたいなら、次の三種類の人に施すことを特にオススメする。
ひとつめには私のような「悟った人」、ふたつめには父母、みっつめには病人だ。

一食だけ施しただけでも膨大な報いが来世で得られるのだ。
それを毎日施したりなんかしたらもう、果てしなくすごいことになりそうだとは思わないか?(笑)

―――――つづく