Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「ナマケモノ〜ナマケモノは本当に怠け者なのか」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
だっこちゃん by ポチ子さん
今回はナマケモノの改名案をたくさんいただきましたので、新名称候補のコメントを中心にお伝えいたします。
まずはポチ子さんの改名案からです。
だっこちゃん
— ポチ子 (@mousou_pochiko) August 1, 2023
だっこちゃん!
なかなか凄いのを持ってきましたね
今のポリコレブームが起こる前の初期のポリコレで排除された名前を持ってくるとは
確かにだっこちゃんという名前には差別要素はないのでそれもありですね— ぐっちー (@mousou_guccy) August 1, 2023
一世を風靡した、歴史と伝統のかわいい名前です。
そ、それだ!!!
どうして思いつかなかったんだろう、くらいピッタリです。すごい。— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 2, 2023
決定打では、くらいのインパクトです。
ナマケモノ型だっこちゃん人形かわいいでしょうねえ。買ってしまうかもしれない。本当に、なぜ今までナマケモノをだっこちゃんと呼ぶ人がいなかったのか。
ポチ子さん、どうもありがとうございます!
アワテヌボウ by zuno/UdonAngyaさん
続いて zuno/UdonAngyaさんのアイディアです。
ムリムリ考えて、アワテヌボウって如何でしょ。
— zuno/UdonAngya:ポッドキャスト、うどん、北海道青森新潟富山徳島福岡宮崎名古屋が大好き (@medama_yaki) August 2, 2023
アワテヌボウ!
いいですね!
— ぐっちー (@mousou_guccy) August 2, 2023
語感がまたいいです。ヌボーってとこが。
いいですね!
かわいいし、坊(ボウ)がつくところに、修行イメージもほんのりあって(そのイメージ必要かどうかわかりませんが)— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 2, 2023
坊といえばお坊さん。ナマケモノの修行イメージが強調されそうです。
コトバンクより
精選版 日本国語大辞典「坊」
[1] 〘名〙
⑤ 男の子を親しみ呼ぶ称。・・・江戸では時に女の子をいうこともあった。
[2] 〘接尾〙
② 人の様態を表わす語に付いて、そういう人の意を表わす。「赤ん坊」「暴れん坊」「朝寝坊」など。ぼ。男の印象が強いですが、そうとも限りませんね。
— zuno/UdonAngya:ポッドキャスト、うどん、北海道青森新潟富山徳島福岡宮崎名古屋が大好き (@medama_yaki) August 2, 2023
えっ、お坊さんは?
確かに子供を表す「坊」となると、昔の小説などでミヨちゃんやチヨちゃんという女の子をミヨ坊チヨ坊と呼んでいます。一方、僧侶を意味する「坊」ではどうでしょう。
僧侶という意味を持たせようとすると、アワテヌ坊は男性で、女性ならアワテヌ尼だとかそんな理屈も出てくるのでしょうか
修行イメージはもういいですね
あとアワテヌニって日本語じゃないみたいですね— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 3, 2023
どうも私はナマケモノに修行をさせたがりすぎているようです。
両性を表すならアワテヌソウでしょうが、最早、動物か草木か分からなくなりますね。
深い深い思索のゆえ稚拙な動作を排し、ゆっくりと動く僧侶のようだと昔の人は考えた、なんて解説が付きそうですwww。
— zuno/UdonAngya:ポッドキャスト、うどん、北海道青森新潟富山徳島福岡宮崎名古屋が大好き (@medama_yaki) August 3, 2023
その解説、騙されます、私なら。
アワテヌソウも、意味だけでなくこれまた語感がいい!
zuno/UdonAngyaさん、どうもありがとうございます!
シュウイチ by シャルルさん
次の案は、シャルル大熊さんからです。
ナマケモノの新しい名前、「シュウイチ」はどうでしょう?
— シャルル大熊 (@charles_okuma) August 4, 2023
シュウイチ!?
そのこころは
— ぐっちー (@mousou_guccy) August 4, 2023
あー、そういうことか。なるほど。
トイレの頻度に注目ですか!?
英語名にはweekly を提案したいですね— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 4, 2023
トンチの効いた名前です。
そんな気がしていました
— ぐっちー (@mousou_guccy) August 4, 2023
木から降りない日に注目すればシュウロクです。
生態の特徴からですね。
— シャルル大熊 (@charles_okuma) August 4, 2023
見た目からではなく、生態から。命名法としては少数派?
ルッキズムではない!
革新的な命名ですね— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 5, 2023
シャルル大熊さん、どうもありがとうございます!
コケムスモノ by まきがいさん
続いて、まきがいさんの改名プランです。
コケムスモノなんてどうでしょう。
ラテン語だとmuscoso creaturaムスコソクレアトゥラになるのかな(Google調べですが)— まきがい (@haitei_makigai) August 4, 2023
コケムスモノ! ムスコソクレアトゥラ!?
カッコいい〜!
転がらないですからね。つまり不転石ですね。
体表のコケを食べて生きるのもエネルギーが低いのもSDG'sの見本のよう。
あと、コケのラテン語が長いのにびっくりしました。馴染みがない植物だったんでしょうか。— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 5, 2023
musはmossっぽいし creatureはクリーチャー? ラテン語という思い込みからからかどちらも難しい言葉に感じます。
コケムスモノ、伝説の勇者の二つ名みたいでいいですね。
あ、ラテン語は
苔むす + 生き物 です。
本当にどう発音するかはかなり怪しいです(笑)— まきがい (@haitei_makigai) August 5, 2023
苔むすがムスコソってアナグラムっぽいです。今度コケを見たらムスコソ! と言ってみよう。
まきがいさん、どうもありがとうございます!
ジュジョウセンニン by トリフィドさん
さいごのひとつ、トリフィドさんの改名案は……
人間の価値観へのアンチテーゼな生き物ですね
アホウドリにオキノタユウ(沖ノ太夫)の名前があるように、ナマケモノにはジュジョウセンニン(樹上仙人)を、贈呈したいです
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) August 4, 2023
ジュジョウセンニン!
生物の命名は基本的にルッキズムですからね
樹上仙人はいいですね— ぐっちー (@mousou_guccy) August 4, 2023
うん、かっこいいしほんのりかわいい感じもあって、あのたたずまいに似合います。
樹上仙人素敵です!
言われてみると僧より仙人が似合うと思えてきました。
樹上生物は多いですが仙人ぽいのはなかなかいないのでピッタリです。
沖ノ太夫も知りませんでしたがいい名前ですね— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 5, 2023
沖ノ太夫も感じが出ていて秀逸な命名です。
つくづく、「ナマケモノ」って……。
衝撃情報:ナマケモノ、ホラー映画主演!
さて、ナマケモノが本当は怠けていないという新たな証拠も出てきました。
ホラーがあります
邦題が何になるか楽しみです殺人ナマケモノのホラー映画予告が公開…最遅の哺乳類が襲い掛かる|シネマトゥデイhttps://t.co/IIsFQRKHws
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) August 4, 2023
ホラー映画主演。何それ見たい。怖いの苦手だけど見たい。
あの温厚そうなナマケモノが悪役!? に衝撃を受けました。怠ける=温厚 というイメージは一般的でないので、変な命名をされつつもナマケモノが愛されている証拠ですね。
というか映画、気になりすぎます。
ナマケモノハウスって著しく緊迫感ないです。
樹上仙人館だと幻影で化かされそうな感じ?— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) August 5, 2023
樹上仙人館で化かされてみたいです。
幻影、確かに
動作もカメレオンっぽいですしね爪だけみたら『エルム街の悪夢』のフレディみたいだし、頸椎が9個あって首が180°まわるらしいので『エクソシスト』シーンもOKです
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) August 5, 2023
爪は写真を見てみると確かにホラー映画主演級です。改めてビックリです。
首、180°回るけどあまり回さないんでしょうか。怖がらせないように? それとも本当に怠けて? 修行の一環?
まさかナマケモノとエクソシストがつながるとは
— ぐっちー (@mousou_guccy) August 5, 2023
この隠された関係に目をつけるとは。
今年はエクソシストの当たり年です🙂(『ヴァチカンのエクソシスト』、面白かった&ラッセル・クロウ、かっこよかったです)
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) August 5, 2023
エクソシストの当たり年だとはつゆ知らず。でも『ヴァチカンのエクソシスト』情報を検索するととりあえずヴィジュアル的な点だけでも見所が多そうで、怖いの苦手なのにうっかり見てみたくなりました。ナマケモノハウスにヴァチカンのエクソシスト。そして次はナマケモノエクソシスト? 来るか、ナマケモノ当たり年。
トリフィドさん、どうもありがとうございます!
さて5つの新・命名案が集まりました。なかなかの傑作揃い。みなさまは、どれがいいと思いますか? もしくは他にも良い名前のアイディアがありましたら、Twitter(改めX)でお気軽に話しかけてくださいませ。
私はなかなかひとつに決めかねるので、本人に聞いてみたらどうだろうかと思ったのが今日の絵です。
ナマケモノがもし言葉を話せたとしても非常にゆっくりでしょうから、インタビューはこんな感じかな? という妄想です。「どれもいい」「どれもダメ」もしくは「ドレミファソ〜」か、判明するのにじっくり待たねばなりません。
では今回はこれにて。
次回のエッセイのテーマは「カマキリ」。妄想旅ラジオ第82回「カマキリ」に関連した内容です。ラジオは、ぐっちーさん担当の生き物パートが、カマキリの産卵に関するミステリアスな噂をぐっちーさんが検証!? というちょっと異色な回。こちらもぜひ聴いてみてください。妄想旅リスナーの方も、復習&エッセイ予習にもう一度。次回のエッセイもどうぞお楽しみに!