心・脳・機械(30)脳で心を説明するために必要なこと
いよいよこのシリーズも30回を迎えたので、一応今回で締めにさせていただきます。 最後なので、今後「心は脳で説明できる」と言い切れるよう...
日々の通勤電車の中で僕が考えていること
神経科学者みやちさんが心・脳・機械について語ります。
いよいよこのシリーズも30回を迎えたので、一応今回で締めにさせていただきます。 最後なので、今後「心は脳で説明できる」と言い切れるよう...
前回の続きです。ちょっとめんどくさい話が続きます。 大脳皮質はだいたい50の領域(領野)に分けられる。なぜ「だいたい」などと曖昧なこと...
「知と愛」というヘルマンヘッセの小説があったが、知性(理性)と感情というのは、人の心の重要な機能として古くから注目されていたのだろう。 現...
「自分の行動に対して、褒められたり報酬を与えられたりすると、中脳のドーパミン細胞が活性化されて、ますますその行動を増やすようになります」式の...
最近だいぶ減ってきたような気がするが、テレビ番組にいわゆる「脳科学者」という人が出てきて、人のいろいろな行動を「脳科学的に」説明してくれるこ...
最近はあまり聞かなくなったが、以前よく「脳が喜ぶ」という表現を耳にした。いや、今でもGoogleで「脳が喜ぶ」というフレーズで検索すると、た...
24回目です。 私はしばしば原稿に間違った回数を書いてオーナーを困らせていたのだが、今回は確認したので間違いない。24回目である。 実は...
2回連続でお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。けっして失踪していたわけでも、入院していたわけでもないのですが。本業の方で、ちょっと面倒...
最近、教科書的な真面目な話が続いたので、今回は、教科書には載らない話を。 大学生の頃、精神分析についての本を読んだら、「フロイトが無意...
前回の続きですが、題を変えました。 前回は、動機づけ(モチベーション)に重要な大脳基底核という脳の場所は、同時にさまざまな依存症を起こ...