<共同運航便>なにわぶし論語論第23回「父母に事えては、幾諌す」
<今回は「脱宗教の時代に宗教について考える」(第42回)との共同運航です> 「子曰く、父母に事(つか)えては、幾諌(きかん)す。志(こ...
日々の通勤電車の中で僕が考えていること
非専門家の立場から宗教について考えるエントリーです
<今回は「脱宗教の時代に宗教について考える」(第42回)との共同運航です> 「子曰く、父母に事(つか)えては、幾諌(きかん)す。志(こ...
現在の日本で、会社からも社会からも切り離された人たちにアイデンティティを供給する大きな存在は、国家かもしれない。 作家、雨宮処凛が毎日新聞...
古来、日本で最も有力な宗教は、祖霊と自然を崇拝する神道だった。仏教も、日本においては神道の影響を受け、先祖供養が活動の中心になった。先祖供養...
以前、宗教の持つ重要な機能として、「『私』という存在を、先祖から子孫までの世代の連鎖の一部と考え」、主観的に「個体としてのヒトの寿命を超えて...
風木オーナーから提起された、宗教と芸術の関係についての問い(第36回参照)に対して、私はこれを「神話と物語」という問題にすり替えて考察してき...
前回は、人は皆物語を作るという話をした。ごっこ遊びや空想、白昼夢の中で、いっとき人は物語の主人公になる。だが、自分が主人公にならない物語も、...
前回の原稿に対して、ホテル暴風雨の風木オーナーから、「感情的な体験を表現するものに芸術もある。芸術と科学ではダメなのだろうか。芸術では満たせ...
前回、宗教において、物事の理由を説明するのが神話で、その神話の説明に基づいて物事を操ろうとするのが呪術だろうと書いた。これは、科学と科学技術...
ヒトは理由を知りたがる動物である。 「どうして寒い時は息が白くなるの?」「どうして魚は水の中で生きていられるの?」「どうして子供は早く寝な...
他者と自分の考えが違っている(かもしれない)ということ、自分の信じる真実と他人の信じる真実がちがう(かもしれない)ということに気づく能力は、...